
大分市で起きた大規模火災は発生5日目を迎えましたが、鎮火のめどは立っていません。
市は22日から被災者が規制線の中の自宅などを確認できるよう、バスでの送迎を始めました。
規制線の中に入った住民が撮影した映像では、建物が焼け落ちていて、住民が平穏な生活を送っていた市街地は今回の火災でその姿を一変させたことがわかります。
今回の火災で約170棟が燃え1人が亡くなっていますが、大分市は22日から被災者が規制線の中に入ることができる送迎バスの運行を始めました。
これまでに50人以上が利用し、現場の状況を確認していました。
被災者は「全部が全壊」「現実が受け止められなくて、何したらいいかわからない。これから前向きに頑張っていけるようにしなくてはと思いながら生活している」と話しました。
バスには1世帯につき1人が乗ることができ、23日まで運行されます。