はるな愛様の半生がNetflixで映画化(タイトル『This is I』、来年2月世界配信)されることが発表されました。
『全裸監督』で村西とおる氏、『極悪女王』でダンプ松本様ら、波乱万丈な人生を送っている実在人物を主人公にした秀作を出しているので、今から実に楽しみです。
Netflixが描く実在人物の映画化、その魅力
はるな愛様の営業宣材写真を最初に見たのはおよそ30年前のことです。
所属事務所は『L』。かの飯島愛様がかつて所属していたセクシー系の事務所でした。
記憶が曖昧なのですが、すでに大阪のアイドル系ニューハーフとしてテレビなどで紹介され始めた頃だったと思います。
事務所がセクシー系ですから(このコも脱いじゃうのか、いやAVもありえるのか…)と思いました。
が、実際にはフルヌード(寸止めグラビアはアリ)の仕事は一切していません。
おネエタレント枠から、いつしかエアあややでモノマネ芸人としてブレイク。その頃には、所属事務所は、かの名物社長・野田義治氏が率いるサンズエンタテインメント(現在は『Thanks!』へ移行)に。
モノマネでブレイクしたはるな愛の転機
とにかく制作の着眼点がナイスなNetflix。今後も、映画、ドラマ制作で同社が業界をけん引していく時代が続くのだろうと思います。
その一方で残念だったのが、『Shall we ダンス?』(1996年公開)、『がんばっていきまっしょい』(1998年公開)、『ウォーターボーイズ』(2001年公開)などの映画製作プロダクション・アルタミラピクチャーズ破産のニュースです。
同社が制作する青春映画が個人的に大好きです。
とくに『スウィングガールズ』(2004年公開)は、個人的に好きな邦画ランキング上位。
劇場公開だけでなく、 スペシャルエディションDVDやらサウンドトラックやライブCDまで購入するファンなのです。
これほど充実した才能をキャスティングすることは二度とできないだろうと思われる青春映画の傑作だと思います。
テレビの深夜映画で放送されていた『グレンミラー物語』(製作・公開1854年)を小学生に頃に観てからビッグバンド&ジャズに興味を持ちました。
ゆえに、女子高生とビッグバンド&ジャズという異質な組み合わせに映画公開前から期待していました。
主演は上野樹里様。助演女優2人は貫地谷しほり様と本仮屋ユイカ様になります。
公開された2004年当時は、まだ注目の若手女優レベルだったわけですが、同作品出演後は、いずれも超人気売れっコ女優へと成長していきます。
とくに主演の樹里様は、2006年の月9ドラマ『のだめカンタービレ』(フジテレビ系)で大ブレイク。その後の活躍はご存じのとおり。
色気ウリのグラビア展開などなさそうな女優です。
まさかの水着アリのレア写真集が…
ヤングマガジン誌の特別編集の写真集が『スウィングガがールズ』公開とほぼ同時にリリースされています。内容的には健康的な水着姿ですが、ビキニもあり、かなりのレア。
こんな天才肌の女優でも、水着仕事はするのが昔の芸能界なのです(同様に貫地谷しほり様。本仮屋ユイカ様も水着写真集アリ)。
しかし、これからはグラビア媒体も減少しおり、女優の若手時代の水着仕事は激減するでしょう。それに伴って、お宝写真集も…。なんか悲しい限りです。
(永瀬白虎)

