韓国俳優のハ・ジョンウ 自身の監督・主演作で英国・ロンドンアジア映画祭で功労賞を受賞

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 韓国映画「お嬢さん」や「神と共に」などで知られる俳優のハ・ジョンウ(47)が、英国・ロンドンアジア映画祭で功労賞を受賞したと24日、現地メディアのDispatchなどが報じた。

 記事によると、ハ・ジョンウの所属事務所・WALK HOUSEカンパニーが「ハ・ジョンウの4作目となる監督・主演映画『上階の人々』(原題)が、第10回『ロンドンアジア映画祭』でLEAFF名誉賞(功労賞)を受賞した」と伝えたという。映画祭側は「ハ・ジョンウのセンスと感覚を、完璧に溶け込ませた作品」と評価したと伝えた。

 同映画祭は2015年より、ヨーロッパ全域でアジア映画を普及するイベントとして開催されており、今年は23日(以下、現地時間)に開幕。。ハ・ジョンウが受賞したLEAFF名誉賞は、アジア映画の地位を高めることに貢献したと認められた人物に与えられる賞で、これまで映画「折れた矢」「BLACK MONEY」などを手がけたチョン・ジヨン監督(78)、Netflix「イカゲーム」で世界的注目を集めた、イ・ジョンジェ(52)などが受賞している。

 ハ・ジョンウは24日、映画祭のレッドカーペットに立ち、現地の映画ファンへ「上階の人々」を初披露。プレミアム上映会を通して、800人の観客とトークショーを行ったと伝えた。

 映画「上階の人々」は、階下騒音で出会った2組の夫婦の物語で、上の階の夫婦(ハ・ジョンウ、イ・ハニ)と下の階の夫婦(コン・ヒョジン、キム・ドンウク)が一緒に食事をすることになったことから始まるストーリー。韓国で、12月に公開を予定しているという。