吉村代表 衆院1割削減→よくある反対理由「少数意見が届かない!」って本当か? 「3割減らしてもいい」「比例復活は不要」 80人削減の民主党の皆さん、なぜ賛成しない?

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 日本維新・吉村洋文代表が5日、大阪府知事会見後の政務会見で、高市自民との連立の絶対条件に掲げた衆院議員定数の1割削減について、「ゾンビ議員ともいわれますけど、比例復活が本当に必要な制度なのか」と述べた。

 自身も大阪市長選に出馬する前年の2014年衆院選で復活当選した経験があり、「比例復活して思ったのは、なぜか落ちてるのに当選する」だったと述べた。

 「もともと民主党も比例で80削減と言っていた。本来であれば民主党の皆さんも賛成しないとおかしいですけど、現実化するとフニャフニャーとなって、できない理由が出てくる」と指摘した。

 反対が相次ぐ状況に「よくあるのが少数意見が届かない!とか言いますけど、少数意見て、テレビと新聞だけしかメディアがしかなかった時代と違う。SNSなど発信する機会があり、それが支持されれば広がる。国会議員の数だけが変わらない、自分たちの身分に関することは嫌だでは、改革なんかできない」と語った。

 「もっと減らしたらいいと思う。維新はもともと3割削減と言ってますから、みなが合意すれば3割削減しても僕はいいんですけど」とし、「まずは1割。誰が有利になるかなんか将来の選挙なので分からない。先の参院選でも参政党がのびた。選挙によって結果は変わってくる」と語った。