
自民党の石破茂前総理が6日、文化放送「大竹まこと ゴールデンラジオ!」に出演。総理を辞めた心境を語った。
石破氏は番組出演は「5年ぶりだそうで」といい、大竹から「5年、いろいろありましたね」と言われ「人生いろいろです」といって笑った。
総理を辞めた今の心境を聞かれると「うーん。朝起きるのがこんなに嬉しいと思わなかったね」とコメント。何時に起きるのか?と聞かれ「国会がある時は4時半。5時に答弁書が届いて、それを読んで、6時ぐらいから読み合わせやって。私は紙を読まないので、頭に入れて咀嚼するのに時間がかかる。読むと伝わらないからね」と話した。
リスナーからは「SNSもしない小さな声はどうやって届けたら?」というメッセージが届いたが、石破氏は「お手紙を結構もらった。小学生、高校生、70、80歳の人…」と言い「一生懸命お手紙を書いて下さる方がいっぱいいた。メールを送って下さった方も。私は全部読む。心がこもっていれば伝わる」「SNSより一生懸命書いてくれた手紙の方が響くものがあるな」と語った。
その後「戦後80年所感」の考えなどを語った後、最後に青木理氏が「あと一個。一部メディアが『退陣へ』と書いたが、誤報ですか?」と質問。石破氏は「誤報ですな」と笑い「その後の検証記事を見ても違うよねっていうのは」とコメント。青木氏は「結果として誤報と書いてあったが」と聞くも「誤報ですもん。だって『周囲に語った』って。周囲に語ってないもん」と笑い飛ばした。
最後に大竹が「タブレット純と友達だって聞いたんですけど」と聞くと「はいはい。友達です」と認めていた。