
紅葉の名所、長野県上田市の上田城跡公園の照明に使う銅線ケーブルが何者かによって切断されていたことが分かりました。11月1日から紅葉のライトアップを行っていますが、規模を縮小しています。
2025年も間もなく見ごろを迎える上田城址公園の紅葉のライトアップ。
しかし、「まさか」の事態が起きてしまいました。
ライトアップに使う投光器の銅線ケーブルが切断されていたことが分かりました。
上田市によりますと10月31日、試験点灯を行う際に気付いたということです。
52器ある投光器のうち12器が切断され被害額は約90万円にのぼります。
市は2024年11月24日のライトアップ終了時から10月31日までの間に何者かが切断したとみています。
11月1日からライトアップを行っていますが規模を縮小していて、市は「今シーズン中の完全復旧は難しい」としています。
「金属」の価格高騰を受け、照明用などの「銅線ケーブル」が切断され、持ち去られる被害が2025年、長野県内でも相次いでいます。
ただ、上田城跡公園ではほとんど持ち去られておらず、関係者は「ケーブルを狙ったのか、それとも嫌がらさせなのか分からない」と困惑しています。
上田市は被害届を提出、警察が捜査しています。