「仮面ライダーゼッツ」撮影中にスタントマンが落下し頭の骨を折る重傷…ワイヤーにつるされ高さ2.5メートルから転落

群馬県前橋市でけさ、仮面ライダーの番組制作中にスタントマンの男性が2メートルほどの高さから落下して重傷を負う事故がありました。

6日午前8時前、前橋市のスポーツ施設で「スタントマンがドラマ撮影中に地面に落下した」と制作会社のスタッフから通報がありました。

警察などによりますと東映が制作する特撮番組「仮面ライダーゼッツ」のアクションシーンの撮影で、スタントマンの鍜治洸太朗さんがワイヤーに吊されてリハーサルを行っていたところ、何らかの理由で安全装置が外れて高さおよそ2メートルの場所から落下しました。

鍜治さんは病院に運ばれて命に別条はないということですが、頭の骨を折るなど重傷です。

東映は、「当該撮影は直ちに中断し、当社は担当スタッフおよび関係会社とともに、事故発生時の状況把握とさらなる原因究明を進めております。また併せて、安全管理体制および撮影手順全般の再点検を実施し、再発防止に向けた対策を講じてまいります」とした上で、「負傷された鍜治洸太朗さんにお見舞い申し上げると共に、関係者の皆様並びに視聴者の皆様にご心配をおかけしておりますことを深くお詫び申し上げます」としています。