福島警察の警察犬審査会 犯人の足取り追う足跡追及や臭気選別など審査 合格した犬は12月から警察犬に

警察犬の審査会が福島市で開かれた。

審査会には警察犬候補の20頭が参加し、犯人の足取りを追う“足跡追及”や臭いを嗅ぎ分ける“臭気選別”の2つの部門で行われた。
福島県内では現在21頭が「捜査嘱託犬」として活動し、今年は行方不明となった高齢者の捜索などで45回出動している。

福島県警鑑識課の黒澤佳正課長は「犯人または行方不明者などの足元の臭いを選別していくというところで活躍してもらっております。1頭でも多く増えていけばいいなと考えています」と話した。

審査に合格した犬は、12月1日から正式に警察犬として現場で活動する。