愛媛県の新居浜太鼓祭りの最終日に起きた暴力行為事件を巡り西条簡易裁判所は７日、中須賀太鼓台の関係者６人に、罰金１５万円から２０万円の略式命令を出しました。
暴力行為法違反の罪で略式命令を受けたのは、中須賀太鼓台で正指揮者を務めていた西条市の自動車整備業の男（４０）をはじめ、副指揮者やかき手として参加していた新居浜市の会社員や建設業の３０代の男ら、あわせて６人です。
起訴状などによりますと６人は１０月１８日午前、新居浜市の大江浜ふれあい広場でかき手百数十人をあおり、同じ川西地区の大江太鼓台に約１時間１０分に渡って５１回ぶつけ、太鼓台のかき棒などを壊して２２４万円６０００円の損害を与えた罪に問われました。
６人は７日に起訴。西条簡易裁判所はこの日に正指揮者の男（４０）とかき手の会社員の男（３９）に罰金２０万円、そのほか４人の男にそれぞれ罰金１５万円の略式命令を出しました。
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