
タレントの井手らっきょが9日、都内で行われた、糖尿病とともに生きる人々に健康的に暮らす重要性を啓発するイベント「歩いて学ぶダイアベティス(糖尿病)“そとでる”ウォーキング2025」に出席した。
14日に制定されているワールドダイアベティスデイを記念して行われたもの。この日はJADEC(日本糖尿病協会)の理事長・清野裕氏らと、糖尿病に関するトークやクイズを行った。
自身も2022年に糖尿病を発症した井手は「毎日のように運動していた」という日々の中、コロナ禍に入ったことで「自宅にこもることが多くなって、運動もしないようになったし、歩いたりするのも減ってきた」と原因について回想。「絶対体を動かすべきだなと改めて思いました」と実体験をもとに語った。
判明した経緯については「元々、呼吸器系が弱かったから肺炎を起こして血液検査をした」ことがきっかけ。「その時にヘモグロビンA1cが11・4(%)だったんです」と明かし、「数値が高すぎるため」3週間の入院を命じられたという。
ただ仕事のスケジュールもあったため「次の健診までに自分で頑張る」ことにしたとし「サボり気味の運動をまた再開するようになって、甘い物が好きで、カフェオレの甘いやつを毎日3本以上飲んでたから、それを絶対だめだなと思って一切辞めて、お茶とか水にして」と食生活や運動週間の改善に務めた。すると3カ月後には数値が「7・1まで下がったんです」といい、発症から2年半が経過した現在はも数値は6・0前後を行き来していると説明。「先生に褒められた」と語った。
発症当時は「最初はえ、僕がですかって感じ」と驚きを隠せなかったと吐露。それでも同じたけし軍団のグレート義太夫が糖尿病きっかけで長年、透析治療も続けていることを知っていたからこそ「そういうのも見てるので自分も頑張らないとなと思った」と語った。