
カニエの元妻で実業家のキム・カーダシアン(EPA=時事)
アメリカの大物ラッパーであるカニエ・ウェスト(48)の妻ビアンカ・センソリ(30)が、またしても大胆ファッションで公の場に現れた。11月3日(現地時間、以下同)、ビアンカは故郷・オーストラリアのメルボルン空港に到着。この日の装いは、ハイウエストのパンツ姿に金のストッキングを履いた、ノーズボンの“金ピカ姿”だった。
夫婦は、かねてより過激なファッションで物議を醸してきた。今年2月には、米ロサンゼルスで行われた世界最高峰の音楽賞「第67回グラミー賞」授賞式で、ビアンカは下着なしでシースルー素材のミニドレスだけをまとった裸同然の姿を見せつけた。これには世界中から〈レッドカーペットから追放すべきだ〉などと厳しい意見が殺到。
それから約3か月後の5月中旬には、ビアンカが網目の粗いトップレスだけを身につけてカニエと買い物をしているところが目撃され、同様に批判を浴びた。国際ジャーナリストが語る。
「〈公然わいせつではないのか〉〈場をわきまえてほしい〉などの批判を集めるビアンカのファッションですが、なかには〈なぜいつも裸なの?〉と心配する声もあります。
さらにカニエの元恋人であるアンバー・ローズが、音声番組『クラブ・シェイシェイ』に出演した際に、グラミー賞の騒動について『カニエは間違いなくビアンカをあんなふうに着飾らせた。彼は私とキム(元妻)にも同じことをした』と言及。ファンの間では、『ビアンカの過激なファッションはカニエの指示なのか? 本人の意思なのか?』との議論が起こりました」(国際ジャーナリスト)

ビアンカ・センソリの「SKIMS意識」?なレギンス姿(Instagramより)
カニエの元妻がブランド設立に「大激怒」か
そんな“お騒がせ夫婦”だが、一時は破局疑惑もささやかれた。ただし、現在は関係が崩壊するどころか、2人で新たなビジネスに取り組んでいるという。
「ビアンカは、誕生日の12月11日にアパレルブランド『ビアンカ』をローンチするようです。しかし一部報道によると、カニエの元妻で実業家のキム・カーダシアンによる下着ブランド『SKIMS』を意図的に模倣し、勝負を挑もうとしているようです。周囲は、ビアンカの新ブランドを『ファッションを超えた復讐劇だ』と述べているそうです」(同前)
キム・カーダシアン(45)を中心に立ち上げられたブランド「SKIMS」は“お騒がせブランド”のようなイメージもつきまとっている。
2019年の発表当初は「KIMONO」というブランド名を予定していたが、“日本文化を盗用している”と抗議運動が起こったため、「SKIMS」へと変更されたという経緯がある。2022年にカニエと離婚した後、2023年には“究極”の下着として、偽物のバストトップがついたフェイクニップルブラを販売。今年10月には、アンダーヘアを模した繊維がついたデザインのTバックを発売し、物議を醸しつつも、即完売となった。
「実際、ビアンカはインスタグラムで、同ブランドを意識したようなデザインのレギンスを披露している。2人の計画に、キムは大激怒しているとの声も漏れ聞こえてきています。
仮に『ビアンカ』が『SKIMS』を意識した方向性のブランドになる場合、キムの“攻めすぎ”な下着のような商品も次々登場するかもしれない。妻と元妻による、前衛的なデザイン競争が起ころうとしているのではないか」(同前)
アパレル市場でも“過激ファッション”の嵐が吹き荒れるのかもしれない──。