モデルの永江りりさんが不慮の事故で急逝しました。彼女の父親がXで報告し、葬儀は家族のみで行われました。りりさんの死去に関して様々な反応が寄せられていますが、不適切な憶測も見られます。関係者からは追悼の声が上がり、来年予定されていた「りり展」の準備を共に進めていた写真家も心を痛めています。
撮影会を中心に活動していたモデル、永江りりさんが不慮の事故により急逝していたことが9日、本人のX(旧ツイッター)で、父親名義で報告された。詳しい死因などは明らかにされていない。葬儀についてはすでに家族のみで執り行ったとしている。
りりさんはXフォロワー数が3.4万人、インスタグラムでは1.2万人のフォロワーを抱えていた。りりさんのXアカウントは、人気アイドルグループ「仮面女子」のフォロワー数42万人超の公式Xや、ドラマーのピエール中野(45)のフォロワー数約30万人のXからフォローされている。
りりさんのX投稿は10月13日を最後に途絶えていた。インスタグラムは5月13日を最後に更新されていない。父親が今日9日にりりさんのXを通じて出したコメントの全文は次の通り。
父親がXで報告 3.4万フォロワーを持つ人気モデルりりさんの突然の訃報に衝撃
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私、永江りりの父です。恐縮ではありますが、皆様にご報告があります。不慮の事故により、りりが永眠いたしました。
生前にお世話になった皆様、そして仲良くしてくださった皆様には心よりお礼申し上げます。 今後沢山のやりたいことを語っていた矢先の出来事で、 家族一同未だにこの現実を受け入れられずにおります。
なお、 葬儀につきましてはすでに家族のみで執り行いました。どうか静かに見守っていただけますようお願い申 し上げます。最後になりますが、今までりりを応援し支えてくださった皆様には感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
永江りりの父
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りりさんの訃報を伝えたX投稿の引用リポスト欄には、「お父様が娘のアカウントにログインして投稿、まではまあ出来てもおかしくないかなとは思うけどテキストを画像化して添付ってのが親世代の仕草じゃなくない?とは思う」などと勘繰る書き込みが散見されるが、こうした声の一方で、「若くて美しい女性の不慮の事故に対してここまで下衆の勘繰り」という反応も寄せられている。
ほかにも、りりさんが2021年7月16日にXで、「ワクチン接種したら案の定左腕が上がりにくいので今週末は右腕だけでポージングする子かもしれません」と投稿していたことを掘り起こして、死去をコロナワクチンと関連付けようとする書き込みもあるが、「事故って書いてあるやん。4年前のワクチンとどう関係するんや…」「不慮の事故という文字の意味もわからないか」と批判が集まっている。
関係者からの追悼メッセージ 「りり展」準備中だった写真家も悲痛
りりさんの撮影会に参加したことがあるカメラマンからは、「若い人が亡くなったのを知ると、まだまだやりたい事もたくさんあったろうに、もっともっと幸せな瞬間が訪れたろうに、と、いたたまれない気持ちになる」と追悼の声が上がったほか、写真家、山本高裕氏は、「りりさんと相談を重ねながら、来年5月の開催予定だった『りり展』の準備を進めてきました。しかし、りりさんの訃報を受け、心に大きな穴が空いてしまいました」と心境をポストした。
りりさんの生前最後のX投稿も撮影会の仕事に関するもので、10月13日、「三連休もありがとうございました ハロウィン先取り色々着させてもらって楽しい」とつづっていた。
■永江りり(ながえ・りり) 9月28日生まれ。東京都出身。身長163cm。モデル。撮影会を中心に活動。
(zakⅡ編集部・小野田聡)
