金メッキの宝飾品を「金製」と偽り、リサイクル店に90万円で売却か 男女3人を詐欺容疑で逮捕 広島

「金メッキ」でコーティングした金属を「金製」と偽り、福山市のリサイクルショップに90万円で買い取らせたとして、男女3人が逮捕されました。

詐欺の疑いで逮捕されたのは、神奈川県川崎市の無職・松本雅子容疑者(54)と福山市の自称・個人事業主西山光希容疑者(31)、それに、福山市の無職新屋 良容疑者(35)の3人です。

警察によりますと、3人は今年7月18日、金メッキでコーティングした金属のブレスレットやリングを「金製」と偽り、福山市のリサイクルショップに買い取らせ、現金90万円をだましとった疑いがもたれています。

警察は捜査に支障があるとして3人の認否を明らかにしていません。

松本容疑者は、ほかのリサイクルショップでも、同様の手口で偽物のブレスレットとリング5点を140万円で買い取らせたとしてすでに逮捕されています。
いずれの偽物も本物の金と比重が同じで、店側は偽物と見抜けなかったということです。

警察は、3人が匿名流動型犯罪グループ=トクリュウのメンバーとみて、他にも共犯者がいるかなど引き続き捜査を進めています。