高市首相「物持ち良いのでご安心を」…“閣僚給与削減”めぐる「安物の服では外国になめられる」追及に対し “最低賃金”の数値目標は明言避ける

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高市首相が今日の参議院予算委員会で、閣僚給与削減に関する厳しい追及を受けた。野党議員は「安物の服では外国になめられる」と指摘し、国際的な信頼性に影響を及ぼす可能性を警告した。高市首相は「物持ちが良いのでご安心を」と反論したが、これは国民に安心感を与えるものではなく、むしろ逆の印象を与えることが懸念される。

また、最低賃金の数値目標については「明確に示すことは難しい」と述べ、過去に掲げた時給1500円の目標撤回を示唆した。これは中小企業への配慮を理由にしており、経済政策への信頼性を揺るがす内容だ。高市首相は、物価高対策の一環として、電気とガス料金の補助を増額する方針を発表したが、その具体的な内容は依然として不明確である。

この予算委員会は、物価高対策の総合経済対策を今月下旬にまとめる予定であり、国民の生活に直結する重要な議論が続いている。高市政権の対応が今後の日本経済にどのような影響を与えるのか、国民の関心は高まる一方だ。首相が示す政策の透明性と信頼性が求められる中、今後の動向に注目が集まる。