山上被告が自死図った際のこと母親が法廷で語る「命に別条がないということで一生懸命お祈り」韓国での“修練会”で 「深刻と思わなかった?」に「気持ちはそうだったと思うが身体的にはわからない」

2022年に安倍元総理大臣を銃撃して殺害した罪に問われている山上徹也被告(45)の裁判員裁判で18日、被告の母親が2005年に自殺未遂をした時のことについて聞かれ、「韓国にいて“修練会”に参加していた」と説明した。

母親は旧統一教会の信者であり、”修練会”については、「命に別条がないと聞いたので」と打ち切らず、「一生懸命お祈りした」と語った。


■証人尋問で母親が語ったのは

証人尋問での主なやりとりは以下のようなもの。

(Q.徹也さんが自殺未遂した05年ごろ、連絡はありましたね)
山上被告の母親:はい。

(Q.どこにいましたか?)
山上被告の母親:韓国に。徹也が自殺未遂して、命に別条がないと前の教会長に聞きました。

(Q.“修練会”を打ち切った?)
山上被告の母親:してないです。

(Q.なぜ?)
山上被告の母親:そのときは命に別条がないということでしたし、一生懸命お祈りして『帰らない帰らない』という声も聞こえてきましたので。

母親の証人尋問時の法廷内イラスト
母親の証人尋問時の法廷内イラスト

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■深刻と思わなかった?に「気持ちはそうだったと思うが身体的にはよく分からない」

(Q.山上被告の入院生活は?)
山上被告の母親:長かったと思います。

(Q.深刻な自殺だと思わなかったんですか?)
山上被告の母親:気持ちはそうだったと思うけど、身体的にはよく分からないですね」

また母親は、山上被告が自殺を図る前に兄や妹に対して保険金をかけていたことも、教団の関係者から聞かされていたと説明した。

母親は
母親は