
警察署の駐車場に爆竹が投げ込まれた事件の続報です。警察は19日、すでに逮捕している16歳の少年と共謀し犯行に及んだ疑いで18歳の男を新たに逮捕しました。
威力業務妨害の疑いで逮捕されたのは、菊池市に住む自称・建設業アルバイトの18歳の男です。
警察によりますと、男は11月11日午前5時20分ごろ、既に逮捕されている16歳の少年と共謀し、熊本市北区にある熊本北合志警察署の駐車場に爆竹を投げ込み、職員の業務を妨害した疑いが持たれています。
警察は、現場近くの防犯カメラの解析や関係者から話を聞くなどして男を特定し、19日逮捕しました。
男は既に逮捕されている少年の地元の先輩で、警察の調べに対し、「後輩と協力してやったことは間違いない」と容疑を認めています。
また、動機については「警察官と〈鬼ごっこ〉がしたかった」という趣旨の供述をしているということです。
これまでの調べで、男が後輩の少年に爆竹を提供し、少年が爆竹を投げたとみられています。
また、男は現場に車で来ていて、警察は、他にも複数人が事件に関係しているとみて調べを進めています。