
日本の音楽界が揺れ動いています。韓国の人気ガールズグループaespaが、NHKの紅白歌合戦に出演予定ですが、その背景には大きな炎上騒動が広がっています。11月19日、NHKの山名局長が記者会見で、aespaの出演予定に変更はないと発表したものの、SNS上では激しい反発が続いています。
問題の発端は、aespaのメンバーが2022年に投稿した写真。原爆のキノコ雲を連想させる卓上ランプの画像が炎上の火種となり、署名活動が急増。すでに10万を超える署名が集まり、NHKへの抗議が強まっています。所属事務所SMエンターテイメントは沈黙を続けており、その対応に対する批判も高まっています。
紅白歌合戦は日本の年末の風物詩であり、国民感情に敏感なイベントです。特に今年は80年の節目を迎え、原爆に関する問題は特にデリケート。NHKの広島出身の司会者がこの状況をさらに複雑にしています。出演が決定したにもかかわらず、aespaの初出場がこのような形で炎上するとは、まさにタイミング最悪です。
SNSでは「紅白に出るな」と過激な意見も飛び交い、NHKが押し切って出演を強行すれば、年末に再び炎上する可能性が高まります。音楽と政治、歴史を切り離すことは難しく、公共放送の立場からも慎重な対応が求められています。果たして、aespaはこの試練を乗り越え、年末の舞台で実力を証明できるのでしょうか。注目が集まります。