元TOKIOのメンバー松岡昌宏(48)が「STARTO ENTERTAINMENT」(以下、スタート社)を退所すると「女性セブン」が報じて、話題になっている。
同誌によると、廃業する方針が発表されている「株式会社TOKIO」と同じ港区のビルに、「MMsun」という松岡が代表取締役を務める新会社が設立されたという。取締役は松岡ひとりで、実質個人事務所と見られ、選手兼監督のプレイングマネジャーを目指しているのかも知れない。同誌は事業目的に、“音楽著作権の管理”や“原盤の企画・制作”などが加えられており、今までスタート社に委託していた事業も今後は新会社で扱っていくようだと伝えている。
TOKIOを巡っては、今年6月の国分太一(51)の「複数のコンプライアンス違反」による活動休止により、35年間にわたる活動に解散という終止符を打った。株式会社TOKIOの廃業も決定したが、城島茂(55)と松岡昌宏(48)はスタート社との契約を継続し、「ザ!鉄腕!DASH!!」(日テレ)などには変わらず出演していた。
「最近は国分太一の日本テレビの対応に対する『人権救済申立て』が世間の耳目を集めていますが、それ以前からTOKIOは波乱続きで、2018年は山口達也の未成年への強制わいせつ事件(不起訴処分)、2021年3月末には長瀬智也の脱退と退所と、さながら空中分解の様相ではありました。そしてグループは解散しましたが、TOKIOの良心的存在だった松岡がスタート社を離れるとなると、活動再開の糸口が掴めない国分以外で、スタート社とエージェント契約しているのはリーダーの城島ひとりということになる。改めて、それぞれの道を歩き始めたという印象を持った関係者も少なくないようです」(スポーツ紙芸能担当記者)
松岡は10月に出演した「日曜日の初耳学」(TBS系)で、「5人がすぐ集まれるんだったら、解散はしてない」と、グループへの思いを語り、再集結への含みを残しているが、たしかに“完全消滅”という流れのようにもみえる。ひとり残されたような城島だが、ジャニーズ取材を続けてきたベテランの芸能記者はこう見る。
「国分君の復活の見通しが見えない中、松岡は俳優業などの仕事がこれからも期待できる。今後新曲などもリリースし、その版権も自分で管理していこうと考えているのかもしれませんね。リーダー(城島)はきっと応援していると思いますよ。その本人もいずれ独立する可能性もありますが、現在は『リーダーズサーチ 街でウワサの匠さん』(テレ朝系)など出演番組もあり、今後について『現時点では決まっていない』としています。事実、開店休業中というわけではないし、11月17日の55歳の誕生日には、スタート社から公式SNSで祝福メッセージが送られ、スタッフから信奉されていることがわかりました。多くのファンからの応援は今も続いています。また、10月には千葉県警察の「『見破れ!ニセ警察詐欺』イベントに警察庁特別防犯支援官として登場し、詐欺被害防止を呼びかけていました。そうした社会的な活動にも力を入れていて、そう目立ちはしないまでも、充実しているようにも見えます」
TOKIOというグループは解散しても、メンバーたちの活動は続いていく。城島茂はもともと人柄の良さで知られるが「今も彼らのリーダーにして、精神的支柱でいるともっぱらですよ」と続けた。
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突如として「消された」国分太一だが、その暴君ぶりはなかなかのものだったようだ。関連記事【もっと読む】国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇…では、その詳細について伝えている。