
漫画家の倉田真由美氏が19日、Xを更新。政府が子ども1人に2万円を給付するという政策に「もっと抜本的な解決策が望まれる」という理由をつづった。
倉田氏は、経済対策として子ども1人に2万円を児童手当に上乗せするという記事を添付し「『子どもがいる家庭』『いない家庭』で、現金給付という形で大きな差をつけることには賛成できない」と表明。「苦しいのは皆同じだ」とし「もっと抜本的な解決策が望まれる」とつづった。
続けて「子どもは『望めば誰でも授かる』というものじゃない。恋愛・結婚相手を見つけることから始まって、それぞれ身体の都合もある。努力だけで何とかなることではないのに、『子どもがいる家庭を極端に優遇』することは、大きな分断を生みかねない」と指摘。
また「産休や育休もあって然るべきとは思うが、程度は考えるべきとも思っている。休んでいる間に負荷がかかる人がいるわけだし。子どもは自分が望んで、欲しくて生むわけで、国や会社のために産むわけではないし、何よりその喜びはほとんど親が享受するのだから」ともつづっている。