立川市の小学校教員らを暴行しケガさせた罪 検察が男2人に懲役3年求刑「児童の心に深い傷」と非難 弁護側は執行猶予付き判決求める

東京・立川市の小学校で教員らを暴行しけがをさせた罪などに問われている男2人に、検察側は懲役3年を求刑しました。

後藤竜児被告(47)と髙松龍生被告(27)は2025年5月、立川市の小学校で教員ら4人に暴行を加え、けがをさせた罪などに問われています。

検察側は21日の裁判で、「学校と無関係の第三者であるにも関わらず、児童の前で教員に暴行を加えた」と指摘しました。

そのうえで、「多数の児童の心に深い傷を刻みつけ、社会を大きく震撼(しんかん)させた」と非難し、2人に懲役3年を求刑しました。

一方、弁護側は「十分な社会的制裁を受け、反省している」などとして、執行猶予付きの判決を求めました。