落とし物から“金塊”…韓国から密輸疑いで男2人逮捕 1年半で200回超も往復し総額108億円売りさばいたか 組織的犯行の疑いで捜査

東京空港署は、金塊密輸の疑いで桜井純容疑者(45)と館野仁容疑者(53)を逮捕した。両容疑者は約1年半で日本と韓国を200回以上往復し、金塊約1トンを密輸、総額108億円で売却したとみられている。2024年8月、羽田空港のエレベーターに置き忘れられたポーチから事件が発覚。警視庁は組織的犯行とみて捜査を続けている。


“金塊密輸”で総額108億円売りさばいたか

東京空港署で目撃された2人の男。
金塊を密輸した疑いで逮捕された桜井純容疑者(45)と館野仁容疑者(53)。

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桜井容疑者と館野容疑者は、1年半の間で日本と韓国を200回以上往復して密輸を繰り返し、これまでに金塊約1トンを108億円ほどで売りさばいたとみられている。

事件が発覚したのは2024年8月。
羽田空港のエレベーター内に置き忘れたポーチが落とし物として届けられ、中に約4kgの金が入っていたという。

その後、館野容疑者が警察署に「金を落とした」と連絡したことから関与が浮上。

調べに対し、桜井容疑者は容疑を認めている一方、館野容疑者は「金の携帯の申告を忘れていた。密輸するつもりはありませんでした」と、容疑を一部否認している。

警視庁は組織的な犯行とみて捜査を続けている。
(「イット!」11月21日放送より)