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「舞台裏で男性歌手とすれ違っても敵意をむき出しに」 水前寺清子が明かす“バチバチ時代”の紅白歌合戦と、美空ひばりとの“確執”の真相

今や「国民的歌番組」の称号も形ばかりとなった紅白歌合戦。しかし、かつてこの番組には視聴率が70%を切るだけで「大事件」と言われた時代があった。昭和から平成にかけての“紅白黄金時代”を彩ったレジェンドの一人、水前寺清子がその熱狂とハプニングの数々を述懐する。

紅白歌合戦は本当の「戦」。いつもそう思って大みそかの舞台に立っていました。

というのも、私が出場していた頃の紅白は、紅組と白組の対抗意識が今よりもっと強かった。番組側の演出も徹底していて、紅組と白組で曲の演奏を担当するオーケストラも別のバンドを使っていたくらいでした。

演者の私たちも完全に“戦闘モード”で、男性歌手と舞台裏ですれ違っても「にこり」ともせずに敵意をむき出しにしていました。紅組が優勝した年には、感極まった歌手の皆さんがステージ上で紅組司会だった私を胴上げした、なんてこともありましたよね。

「勝ちにこだわるのが紅白だった」
今の「紅白」しか知らない世代の方たちからすれば、ギスギスした異様な光景に映るかもしれません。でも、当時はそれくらい本気で「勝ち」にこだわるのが「紅白」だったんです。もちろん最近の紅白も楽しいステージ、番組ですし、今でも毎年ビデオに録って観るくらい好きなのですが、当時を知る私は少々寂しさも感じます。

真剣勝負の生放送だった紅白には、当然、ハプニングもつきものでした。歌手としてもう半世紀以上もステージに立ち続けていますが、私はどうも神経がホソいところがあるといいますか……。ハプニングが起こるたびに緊張でふらふらになっていました。

膝がガクガクするほどのプレッシャー
1965年の初出場から86年まで、22年連続で紅白の舞台に立ってきた中で「一番緊張した出来事は?」と尋ねられれば、迷わず細川たかしさんと共演した年のことを思い出します。あれは確か84年に放送された第35回の紅白。私にとっては20回連続出場の節目の年でした。

私と細川さんが披露したのは共に「浪花節だよ人生は」という曲。この曲はもともと別の方が歌っていた作品でしたが、私や細川さんを含む複数のアーティストがカバーして、84年には大ヒット曲となっていました。そんな事情から、私と細川さんとで、両組が同じ曲で直接対決する、という史上初めての演出になったのです。

ところが「初めての試み」と銘打たれて緊張していたのは私だけではなかったようで。コンビを組んだ細川さんが歌い出しのフレーズを間違えて、私の緊張は一気にピークまで振り切れてしまいました。細川さんはすぐに「すいません」と謝って仕切り直しとなりましたが、私の方は「大丈夫だろうか」と心配で心配で。これほど肝を冷やしたことは後にも先にもありません。

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