
チェジュ航空179人死亡の事故機と同型機で「着陸装置」に異常…空港に引き返す 韓国・務安空港はバードストライクの発生率“全国最大”
韓国の国際空港で29日、179人が死亡する旅客機事故が発生しましたが、30日朝、同じ機種の旅客機で不具合が発生し空港に引き返しました。 29日、韓国の務安国際空港でチェジュ航空の旅客機が炎上し、179人が死亡しました。 こうした中、韓国メディアによりますと、30日朝、金浦国際空港を出発したチェジュ航空の旅客機で着陸装置に異常が発生し、空港に引き返したということです。29日に事故があった旅客機と同型機で、乗客のうち21人は「不安」を理由に搭乗を諦めたと伝えられています。 また、務安空港はバードストライクの発生率が全国最大だということで、事故当時には管制が鳥への注意を呼び掛けた2分後に緊急事態を知らせる信号が発せられるなど、事故原因としてバードストライクの可能性が指摘されています。 事故調査委員会は回収したブラックボックスの分析を進め、事故原因の特定を進めています。

佳子さま30歳の誕生日 天皇皇后両陛下にごあいさつ(2024年12月29日)
秋篠宮ご夫妻の次女・佳子さまが30歳の誕生日を迎え、天皇皇后両陛下にあいさつされました。 佳子さまは29日午前11時ごろ、天皇皇后両陛下に30歳を迎えたあいさつをするため、半蔵門から皇居に入られました。 その後、仙洞御所を訪ね、上皇ご夫妻にもあいさつされました。 誕生日にあたり、宮内庁は、佳子さまがお住まいの赤坂御用地を散策される映像を公開しました。 佳子さまは、日本工芸会の総裁として、10月に石川県を訪れ、能登半島地震で被災した人間国宝の輪島塗の職人らに、お見舞いの気持ちを直接伝えられるなどこの1年間も精力的に公務に臨まれました。

韓国 旅客機が着陸失敗し炎上47人死亡 滑走路外れ壁に衝突(2024年12月29日)
韓国南西部の国際空港で旅客機が着陸に失敗し炎上しました。これまでのところ47人の死者が確認されたということです。ソウルから報告です。 (山本志門記者報告) この旅客機は、1回目の着陸に失敗して2度目は胴体着陸を試みたものの、滑走路を外れフェンスに衝突し炎上したということです。 旅客機は、タイのバンコク発で韓国のムアン空港行きの済州航空で、29日午前9時ごろ、事故が発生しました。 乗員乗客は181人で、タイ人2人の他は韓国籍の乗客で、今のところ日本人が搭乗していたという情報は入っていません。 現在、救助活動を急いでいますが、政府の発表によりますと、これまでのところ47人が死亡、乗員乗客それぞれ1人を救助したということです。 当局が事故原因を調査していますが、韓国メディアによりますと、この旅客機は上空で、エンジンに鳥を吸い込み着陸する際のギアに故障が生じたと伝えています。 大統領の権限代行を務める崔(チェ)経済副首相が関係機関に対し、人命救助に全力を尽くすよう指示しています。