Author: d3001

「老老介護」殺人で初公判 71歳娘が102歳母親を殺害した罪 被告「見放された気持ちに…殺害を決意」

05 November 2025

いわゆる「老老介護」の末の殺人事件。 被告の娘が起訴内容を認めました。 小峰陽子被告(71)は2024年7月、東京・国立市の自宅で102歳の母親の首をビニールひもで絞めるなどして殺害した罪に問われています。 5日に東京地裁立川支部で開かれた初公判で、小峰被告は「間違いありません」と起訴内容を認めました。 検察側は冒頭陳述で、小峰被告は母親の介護をしながら2人で生活していたことを明かした上で、「ベッドから落ちた母親を戻すことができず、119番通報をした。その際の対応からも見放された気持ちになり、『母親が死んでいなくなればいい』と思い、殺害を決意した」と指摘しました。 一方、弁護側は「母親はポータブルトイレに自力で移動するのが困難だった。小峰被告は腰痛を発症し、介護は限界だった。深く悔やんで反省している」と主張しました。

地方局アナウンサーの親近感を利用し…SNS“偽アカウント増” 県警「地元住民をターゲットにした犯罪が容易にできる」アナ「漠然とした怒りや不安、申し訳なさ」【大分発】

05 November 2025

SNS上で著名人になりすまし嘘の投資話を持ちかけて金をだまし取るといった「SNS型投資詐欺」 今、地方局のアナウンサーになりすます手口の詐欺が横行している。実際にTOSのアナウンサーの偽アカウントも確認されている。その実態や見分けるポイントなど取材した。 地方局アナの偽アカを利用した詐欺が増加 偽の広告から誘導したり偽のアカウントを使ってメッセージのやり取りをするなど、手口が巧妙化しているSNS型投資詐欺。 県警によると、大分県内での被害は2025年、127件確認されていて被害額は約8億6000万円に上っている。 そして今、新たに広がっているのが地方局のアナウンサーの偽アカウントを利用した手口である。 TOSのアナウンサーの偽アカウント この記事の画像(9枚) こちらはTOSの藤村晃輝アナのインスタグラムの公式アカウントと偽のアカウントを比較したもの。 左が公式で右が偽物。 顔写真は同じで紹介文にも大きな差はないが、ユーザー名をよく見ると…本物は「fujimura」なのに対し、偽のアカウントは「fujiimura」と「i」が1つ多くなっている。 TOS藤村アナのインスタグラム 公式と偽アカウント比較 自分の偽アカウントをつくられたアナウンサー「漠然とした怒りや不安、申し訳なさ」 ーーTOS藤村晃輝アナウンサー 「驚いた。なんでっていうのがまず最初に思った。まさか自分のまであるんだというのがあった」 この藤村アナの偽アカウントを悪用している人物はフォロワーに対し投資話などを持ちかけていたと言う。 ーーTOS藤村晃輝アナウンサー 「なりすましは何者かがわからないし、結局どういう被害が出るかというのも未知数だしその辺の漠然とした怒りとか不安とか。あとは皆さんに迷惑をかけることになりそうだから、申し訳なさとかいろんな感情があった。自分の投稿でいまなりすましがあるのでというのをすぐに呼びかけて注意喚起はした」 なりすましについて話すTOS藤村アナ TOSのアナウンサーの偽アカウントは藤村アナ以外にも…。 ーーTOS刀祢優月アナウンサー 「こちらは、私のアカウントなんですが公式のユーザー名は「yuzuki」となっているのに対し偽物は「yucuki」と「z」が「c」になっています。新しくアカウントを作ったのではないか?と勘違いされるかもしれません」 TOS刀祢優月アナウンサーの偽アカウントも 本物と勘違いし偽アカとやり取りした女性に当時の様子を再現してもらった 実際に藤村アナの偽アカウントとメッセージのやり取りをしたという女性を取材した。 その女性は相手から複数回に渡って「電話」もかかって来たという。 大分市に住む70代の女性。9月末、藤村アナの偽アカウントを本物と勘違いし、次のようにメッセージを送った。 「頑張っていますね。いつも応援しています」 すぐに反応はありませんでしたが、その数日後…。 「ありがとうございます」とメッセージが返ってきた。 藤村アナの偽アカウントとやりとりした女性は「最初はもちろん返事が返ってきてうれしかった」と当時の気持ちについて話した。 藤村アナの偽アカウントとメッセージのやり取りをした女性 さらに、後日、再びメッセージが…。 「年齢はおいくつですか?良かったらライン教えてください」…