Author: d3001

徹底分析して分かった!視覚効果も注視度を高める要素?お笑い芸人「クギづけ度ランキング」大公開!!

27 October 2025

寺家「(サグラダ・ファミリアは)140年工事しているけど未完成なんや」 エース「なんでスペインまで行って工事現場見なあかんの? 人足りてないから働かせようとしてるやろ。途中見て楽しいのは、お餅焼いている時だけ!」 これは『M-1グランプリ 2024』(テレビ朝日系)の最終決戦で、お笑いコンビ『バッテリィズ』が披露(ひろう)したネタの一部だ。サグラダ・ファミリアなどの世界遺産を紹介するボケ役の寺家に対し、「無知」なエースがツッコむ。二人の軽妙なやり取りが、視聴者をクギづけにした。テレビの視聴データ分析会社『REVISIO』(以下、R社)の広報/マーケティング担当の安武早織氏が語る。 「最近は高学歴の芸人が考えた、知的でキレイにまとまったネタが多くなっています。『バッテリィズ』が披露するのは、そうした洗練さと一線を画す漫才。無知を前面に出した絶妙なトークが、視聴者の視線を逸(そ)らさせないんです」 前編『M-1』『キングオブコント』『THE SECOND』…【賞レースを徹底分析して分かった!】 「1本目がウケると2本目は」 R社は番組としてのクギづけ度が高い『M-1』と『キングオブコント』に関して、ネタごとの注視度も調査している。上位30組をランキングにした(「演目」は仮)。1位は冒頭で紹介した『バッテリィズ』。2位は『M-1 2023』で、最終決戦に進出した『ヤーレンズ』だった。 「映画『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』にかけた、『麺ジャミン・バトン スープなラーメン』という店名のラーメン屋のヤバいサービスを軽妙に説明しています。1本目のネタが面白いと、2本目はさらにクギづけ度が上がる傾向がある。『ヤーレンズ』は、同じレースの1本目で披露した『お引っ越し』(17位)というネタが会場でウケて、2本目が2位に入りました。1位の『バッテリィズ』も、同じレースの1本目(26位『偉人の名言』)が高く評価されて最終決戦に進出しているんです」(同前) 軽妙なトークに加え、芸人のビジュアルや演出など視覚効果も注視度を高める要素だという。R社のマーケティングチームマネージャー三橋洸輝氏が話す。 「3位の『M-1 2022』ファーストラウンドに出場した『ヨネダ2000』は、大柄な愛と小柄な誠という対照的な女性のコンビです。『餅つき』は、なぜかイギリスで餅をつくというネタ。『ぺったんこー』『あーい!』という、ノリノリなリズムに思わず目が向いてしまいます」 4位の『キングオブコント 2024』1stステージに出場した『ニッポンの社長』は、豪華なセットが視聴者の注視度を高めたとされる。三橋氏が続ける。 「『新入部員』というネタで、バットケースやベンチなど野球部の練習場が再現されています。『声が小さい!』と監督に怒鳴られながら、ノックを受ける新入部員の素早い動きにも目を奪われる。一方で、しゃべりが秀逸でも視覚的要素の薄い芸人は上位に来ない傾向があります。画面を見なくても聞いていれば面白さがわかりますから。『M-1 2022』で優勝した『ウエストランド』などがランキング外なのは、そのためでしょう」 お笑いに詳しい、芸能記者の中西正男氏が解説する。 「賞レースごとの注目度を見ると『THE SECOND』が3位に入っているのが興味深い。出場しているのは、結成16年以上でブレイクできない漫才師です。苦労人には深みがあります。視聴者はネタを楽しみながら、芸人の生き方やドラマにも共感しているのかもしれません」 経歴や表現方法により、賞レースも細分化されつつある。お笑いでは、芸人の生きざまが見られているのだろう。 2位『ヤーレンズ』 M-1グランプリ2023 最終決戦  ’11年9月に結成。左がサザンオールスターズ好きのボケ担当・楢原真樹。右が剣道初段のツッコミ担当・出井隼之介 3位『ヨネダ2000』 M-1グランプリ2022 ファーストラウンド 解散などを経て’20年4月に再結成。左がハーモニカが特技だというボケ担当の誠。右がツッコミ担当で動物好きの愛 4位『ニッポンの社長』 キングオブコント2024 1stステージ ’13年11月に結成。右がツッコミのケツ。左がボケの辻皓平。今年7月の『ダブルインパクト』(日テレ系)で優勝直後に撮影 6位『令和ロマン』…

オーナーとの交際も発覚…美しすぎると話題の田野和彩容疑者が関わった「管理売春事件」の凄絶な全貌

27 October 2025

女性が働いていた「イーウェーブモーニング」の店内(ポケパラ公式サイトより) 「ブスだから売り上げが悪い」 「人間として扱われていなかった」 被害女性がそう語るとおり、犯人グループは鬼畜の集団だった。 10月14日、ガールズバーの女性店員をGPSで監視しながら売春させたなどとして、東京・池袋のガールズバー「イーウェーブモーニング」店長の鈴木麻央耶容疑者(39)と、従業員の田野和彩容疑者(21)が、売春防止法違反(管理売春)の容疑で警視庁保安課に逮捕された。 被害女性は20代。昨年9月から「イーウェーブモーニング」で働き始めたが、10月から鈴木容疑者らに暴力を振るわれていた。 「鈴木容疑者は『接客態度がなっていないし、ブスだから売り上げが悪い。もっと努力しろ』と叱責し、日常的に暴力を振るっていたようです。田野容疑者は店のキャストの一人で、自身もカウンターに立って接客をしていた。9人ほどいるキャストのトップかつ、鈴木容疑者と交際していた。容姿端麗で月数百万円を売り上げる一方、彼女もまた被害女性に『ブスで売り上げがない』と暴言を吐いていたといいます」(全国紙社会部記者) 鈴木容疑者による殴る蹴るの暴行は次第にエスカレートしていった。 「シャンパンの空瓶で頭を殴られたこともあったようです。そのうえ、『お前のカネは俺が管理してやる』と2ヵ月分の給料を召し上げ、『家賃を払ってやるから、不動産業者の連絡先を教えろ』と電話番号を聞き出したあげく、無断でアパートの賃貸契約を解約した。住まいを失った被害女性は、ゴミが散乱する店のバックヤードの1畳分のスペースで寝泊まりさせられていました」(同前) 「位置情報を共有しろ」 それでも地獄の日々は終わらない。入店から半年が経った今年4月、被害女性は鈴木容疑者に「(新宿の)大久保公園で立ちんぼするか、風俗で働くか、どっちか選べ」と迫られた。口応えすると殴られるので「立ちんぼをしてきます」と従い、管理売春生活が始まった。 「鈴木容疑者は『スマホの位置情報を共有しろ』とカード型のGPSを渡し、客との会話をスマホアプリで録音させていた。ラブホの部屋番号も報告させるなど、被害女性を監視していました。見回りに訪れた鈴木容疑者と田野容疑者から『立っている場所が悪い』と言いがかりをつけられることもあった。二人に無断で休憩を取った際には、近くのラブホに連れ込まれてハンガーで血が出るまで頭を殴られていました」(捜査関係者) 女性は多い日で1日13人、5~7月までの3ヵ月間でおよそ400人の男性を相手に売春をさせられたという。売り上げ総額は600万円にのぼったが、そのほとんどを鈴木容疑者に送金。「太ると客がつかなくなる」と食生活も管理されていた。 「生活費として時折3000円を支給していましたが、何を食べたのかを逐一報告させていた。女性は食べ物を購入するたびにレシートの写真を撮影し、3人のグループチャットに送信していました。 女性がお菓子を買ったり、金額の収支が合わなかったりすると激怒して暴行。顔面が腫れ上がって仕事に支障をきたすようになると、殴る代わりに激辛ソースを飲ませていた。立ちんぼの数が減る梅雨の時期は『稼ぎ時だから』と朝から晩まで立たされていた」(前出の捜査関係者) 今年7月、被害女性が客待ちをしていたところを現行犯逮捕されたことで事件が発覚。警察の調べに対して、「人間として扱われていなかった。身も心もボロボロで逃げる気力がなかった。逃げるという選択肢は思いつかなかった」と供述しているという……。