27 October 2025
長野・山形村の商業施設の敷地内に子グマが居座っていましたが、27日午後に捕獲されました。 午後4時ごろ、長野・山形村の商業施設の敷地内でクマの目撃情報がありました。 クマは体長50cmほどの子グマで、その後、駐車場付近に約2時間ほど居座りました。 客や従業員などに被害の情報は入っていません。 先ほど麻酔の吹き矢で眠らせて捕獲したということです。 また、午後1時ごろには約3km離れた松本市内の高校の敷地内でも子グマ1頭が目撃されました。 松本市によりますと、同じ個体だということです。
27 October 2025
今、日本では、違法薬物の密輸事件が相次いで発生している。財務省によると、全国の税関における2025年1月から6月までの違法薬物の摘発件数は531件、押収量は2073kgで、初めて押収量が上半期だけで2tを超え、極めて深刻な状況だ。 “パラサイト密輸”末端価格5億円のコカイン摘発 海上保安庁・清水海上保安部の潜水士らが港に入った大型貨物船を調べる様子をとらえた写真。 この記事の画像(11枚) 船底から引き上げられたバッグの中に隠されていたのは、大量の違法薬物だった。ボストンバッグは水深12mの船底からが発見され、中からはコカイン約20kgが見つかった。 押収されたブロック状のコカイン約20kgの末端価格は約5億円。2025年7月に海外から来た貨物船の経由地などから判断して立ち入り調査をしたところ、潜水士が船底からコカインが入ったボストンバンクを発見したという。 大量のコカインが入ったバッグは、どのようにして隠されていたのか。 コカインが隠されていたのは、水深約12mの船底に設けられた海水の取り入れ口で、海に潜らなければ隠せない場所だった。 これは船の乗組員に気づかれないまま船底に隠した薬物を密輸する「パラサイト(=寄生)型」と呼ばれる手口で、出航前に密輸グループのメンバーが海に潜って船底に薬物を隠し、目的の港に貨物船が到着した後に再び海に潜り薬物を回収するという。この手口による密輸の摘発は、全国で2例目だ。 「エトミデート」でゾンビのように… 一方、中国で公開された映像には、まるでホラー映画に登場するゾンビのように、フラフラと歩く人々の姿が記録されていた。 人々の異様な行動は、「エトミデート」という成分が含まれた危険ドラッグの影響によるもの。エトミデートという成分は、海外で麻酔薬や鎮静剤などとして使われている一方、日本では未承認となっている。 そのエトミデートの粉末約100gをインドから密輸しようとした疑いで、2025年9月までに中国籍の男3人が逮捕された。 財務省によると、全国の税関における2025年1月から6月までの違法薬物の摘発件数は531件、押収量は2073kgで、押収量が上半期だけで2tを超えるのは初めてで、状況は極めて深刻と言える。 こうしたなか、27日にはアメリカから覚醒剤約30kgを密輸しようとしたイギリス国籍の61歳の男が起訴された。 法科学研究センターの雨宮正欣所長は、「密輸の形態というのは、密輸する方が色んな悪知恵を働かして巧妙化していく傾向にあるから、どんどん増えていく可能性は否定できないと思う」と指摘している。 (「イット!」10月27日放送より)