28 October 2025
10歳未満の子ども2人の背中を複数回、ベルトで叩いたとして、北海道幕別町に住む地方公務員の男(38)が、暴行の疑いで逮捕されました。 男は10月26日午後3時ごろから午後5時40分までの間、自宅で、10歳未満の息子と娘の背中を革製のベルトで複数回叩き暴行した疑いが持たれています。 警察によりますと、子どもたちに目立ったケガはないということです。 児童相談所から27日、「児童が父親から暴力を受けた」と警察に通報があり、事件が発覚しました。 児童相談所が事件を把握した経緯について、警察は明らかにしていません。 調べに対し男は「しつけの一環でやっただけだ」と供述しているということです。 警察は暴行に至った経緯や常習性についても詳しく調べています。
28 October 2025
静岡朝日テレビ・白木愛奈アナ(写真・木村哲夫) 「去年のランキングは、私以外の4人の方は、すべて名古屋のアナウンサーだったんですよね。静岡の自分を見つけて、評価してくださったのがすごくうれしかったんです。2位も光栄だったのに、今年は1位。本当にありがたいです。去年は県民の方から『よ! 東海地方2位!』と声をかけていただくことが多かったので、『今年は1位になりました』とお伝えしたいです。静岡県から1位を出せたことが素直にうれしいと思いますし、静岡県民の方に自慢したいですね(笑)」 「地方局アナグランプリ」東海ブロックで、2024年の2位から1位に輝いた白木愛奈(まな)アナは、こう素直に喜びを語る。 静岡といえば、Jリーグのチームが4つもひしめくサッカー王国。じつは白木アナも、高校時代はサッカー部でキャプテンを務めていた。 「静岡県民の方のサッカー愛は、ひしひしと感じています。サッカーをやっているという方が多くて。最初はけっこうカルチャーショックを受けました。でも、私もサッカー経験者なので、すぐになじめました。いまは複数のチームで、月に5~6回はフットサルを楽しんでいます。去年の冬には、相手のチームの方の頭と衝突して、鼻を骨折してしまって。それほど真剣に取り組んでいます(笑)。去年はレギュラー番組が週1回だったので、出演時だけギプスを外してなんとか乗り越えましたが、いまだったらたいへんなことになっていました」 白木アナは4月からレギュラー番組が増え、現在は夕方の帯番組『とびっきり!しずおか』『スポーツパラダイス』『とびっきり!しずおか日曜版』のMCを担当している。 「急激に生活が変わりました。平日の番組は報道色が強いので、政治や県内のことを抜かりなく知っておかないといけないと、日々、勉強しています。日曜日の番組は情報バラエティなので、楽しくやっています。スポーツ番組は、入社したときから希望していたので、5年めで担当できるようになって、すごくうれしいです。一緒にMCを務める槙野(智章)さんは、初めて会ったときからフレンドリーで、番組の明るい雰囲気を作ってくださっています。私もいちばん素を出せているような気がします。サッカー経験者である自分の知識を生かした仕事ができているので、やりがいを感じています」 担当番組が増え、忙しい毎日を送っている白木アナだが、2024年は仕事の合間に勉強を続け、3回めの試験でみごと、気象予報士の資格を取得した。 「入社1年めからお天気コーナーを担当していたんですが、静岡は雨が多いんです。お天気キャスターと気象予報士では、伝えられる範囲がかなり違うんですね。お天気コーナーを担当させてもらっているなかで、言及できない範囲の広さが、ものすごくもどかしくて。それで、気象予報士の資格を取ろうと決心しました。台風が来たときなど、自分の言葉で自分の見解を話せるようになったことは、すごくよかったと思っています。『気象予報士・白木の解説』というコーナーができるようになったことも、うれしかったです」 そんな白木アナには、隠れた趣味がある。高校時代からバンドを組んでいて、大のロック好きなのだ。 「マキシマムザホルモンが大好きで、今年の冬にはライブに行ってきました。立ち見だったので、汗まみれになりながら、かなり前に行って、思いっきり楽しんできました。もう、首が筋肉痛になりましたよ(笑)。仕事でなかなか気持ちが前向きにならないときには、ホルモンを聴いて気合いを入れます。ホルモンのコピーバンドをやっていた時期もあって、そのメンバーとは、いまだに仲がいいんです。私が静岡に住んでいるので、なかなか集まれないんですが、『復活したいね』という話をしています。私はギターとボーカルを担当していたので、たまにシャウトしてましたよ(笑)。基本は体育会系なので、バンドも体育会系の一環としてやっていました。誰よりも首を振っていましたね。なので、いまもたまにお休みのときに、ひとりカラオケに行ってホルモンを歌っています。絶対に立って歌って、採点もします。最高点は96点です(笑)」 なんとも印象とは違う一面だが、オンとオフを上手に切り替え、静岡での毎日を満喫しているようだ。静岡に移り住んで5年となる白木アナは、「すっかり静岡県人といわれます」と笑う。 「静岡はまず、気候がいいんですよね。そのせいか、みなさんが温かく接してくれるので、私も静岡に来てから穏やかになったような気がします。富士山もあり、日本一深い駿河湾があり、海が日常的に見えることがすごく気に入っていて。海を見ると元気になるし、心が安らぎます。大好きなマグロもすごくおいしいんですよ。永住したいと思うほど、静岡が大好きです」 そんな白木アナに、今後のアナウンサーの仕事について聞いた。 「いろいろなジャンルでお仕事をまかせていただいているので、信頼してもらえるアナウンサーになりたいと思います。大好きなサッカーのお仕事にも携われているので、そこのプロフェッショナルを目指したいですね。音楽の企画や仕事も挑戦してみたいです。まだズバッと切り込めない自分もいて、先輩方に『遠慮しがちだよ』と言われることもあるんです。もっとドーンと構えて、『この仕事は白木にまかせたい』と言われるナウンサーになりたいです」