Author: d3001

松本人志めぐるフライデー記事、渡邊センスが名誉棄損で「勝訴」宣言のワケ

25 November 2025

松本人志 ダウンタウン、松本人志(62)の女性問題報道を巡り、後輩芸人でお笑いコンビ、クロスバー直撃の渡邊センス(41)が写真週刊誌「FRIDAY」(フライデー)の記事で名誉毀損(きそん)されたとして講談社に対して1100万円の損害賠償や訂正記事を求めた訴訟で、東京地裁(葛西功洋裁判長)が25日、講談社側に220万円の支払いを命じた。渡邊がフライデーの記事により芸能活動で大きなダメージを負ったと認める形となった。 この日は3分ほどで閉廷し、渡邊は報道陣の取材に応じて、「完全に勝ったりましたわ! 圧勝です」と勝利宣言。手作りの「勝訴」ボードを披露す場面もあった。 渡邊センス 昨年2月発売のフライデーは、2018年に松本が高級ホテルのスイートルームで開いた飲み会について報じ、松本に女性が馬乗りになったとされる写真などを掲載。この飲み会に渡邊が松本の後輩としてアテンド役を務め、知人女性に対し、「明日めっちゃVIPが来るから、女の子を用意できる? もしヤるってなったら必ずできる子を呼んで欲しい」などと頼み、飲み会当日にも女性に対し「(VIPと)そういうことはデキるんやんな?」と確認したという女性の証言を伝えていた。 講談社「真実と信じる相当な理由ある」 渡邊側は、記事の内容について「すべてデタラメ」と主張。芸能活動に致命的な影響が生じたとして、昨年5月1日、自身のX(旧ツイッター)を通じて講談社に損害賠償や訂正記事を求めて東京地裁に提訴したことを報告しことを報告。今年9月には法廷で、記事掲載後の影響を聞かれた際に涙し、フライデー編集者らに対し「間違った記事を何度も拡散され、あなたは私の気持ちを考えたことはありますか」と訴えかける場面もあった。 講談社側は真実か、真実と信じる相当な理由があると反論していた。 判決では、記事について「性行為ができる要員として女性を手配し、その女性の容姿を事前に確認して品定めする発言を人物であるとの印象を与える」と指摘した。 松本は昨年1月に「週刊文春」でも性的行為を強要したとの報道が出たことで、名誉を毀損されたとして、文芸春秋などを提訴したが、こちらは同年11月に訴えを取り下げて終結している。松本自身は今月から有料配信サービス「DOWNTOWN+」(ダウンタウンプラス)を通じて芸能活動を再開している。 ■松本人志(まつもと・ひとし) 1963年9月08日生まれ。兵庫県尼崎市出身。1982年 NSC大阪校 1期生。同級生の浜田雅功とのお笑いコンビ「ダウンタウン」でお笑いの一時代を築く。松本個人として、映画監督作品、主演ドラマ、オリジナルDVD、著作など多数。 ■渡邊センス(わたなべ・せんす) 1984年2月4日生まれ。福岡県出身。2001年にNSC大阪校25期生として入所し、2004年に前野悠介とコンビ「クロスバー直撃」を結成。ツッコミ担当。趣味は麻雀、料理、ボクシングなど。 (zakⅡ編集部・井上悟)

ザ・ぼんち 吉本興業会長から「ステッキで殴られた」 漫才ブームで多大な貢献も「ほめられたことはございません」

25 November 2025

 漫才コンビのザ・ぼんちが25日、大阪・なんばグランド花月前で行われた同劇場の38周年キャンペーン発表会見に、池乃めだか、テンダラー、酒井藍とともに登場した。  なんばグランド花月の思い出を問われた里見まさとは「このNGKを作ったのはザ・ぼんちです」とキッパリ。漫才ブームをけん引し、会社へ大きく貢献したことが劇場設立につながったと主張。司会を務めたテンダラーの浜本広晃から「THE MANZAIの!売れに売れて、会社に稼がせて稼がせて!」と、あおられ、「その全てのお金でこれができました」と胸を張った。  一方で、それだけの貢献をしながら、開業当時の会長だった林正之助氏からは「一言として褒められたことはございません。叱られてばっかりでした」と振り返る。ぼんちおさむも「僕が覚えているのは、ステッキで『無礼者!』って殴られたこと。『なんでちゃんと漫才せえへんねん、無礼者!』って」と、笑いながら当時を振り返っていた。