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「部下を休ませたかった」 夜勤肩代わりした課長ら処分 呉市消防局で不適切な給与242万円
広島県呉市消防局は24日、勤務実態のない職員11人に不適切な給与計242万円が支払われたとして、上司の承認を得ずに部下の夜勤を肩代わりした課長職男性(57)たち3人を減給などの懲戒処分とした。 消防総務課によると、課長職男性は昨年5月から今年1月までの間、勤務交代を決める権限がないのに数十回、部下の夜勤を引き受け、部下が勤務したように報告した。不適切な発言などもあり減給10分の1(6カ月)とした。男性は「部下を休ませたかった」などと話しているという。 同様に夜勤を肩代わりした課長補佐職男性(50)と一般職男性(63)も減給10分の1(1カ月)と戒告とした。管理する立場の副部長職男性(60)は訓告とした。勤務していないのに払われた給与は全額返還させる。
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中居正広「9000万円」トラブル 有名フリーアナが早々と〝共演拒否〟していた!
タレントの中居正広(52)の女性トラブル報道が波紋を呼んでいる。中居は精神的に参っているというが、週刊誌からは二の矢、三の矢を狙われている。中居の女性トラブル情報は今秋、水面下で拡散しており、早い段階で有名フリーアナウンサーから共演NGにされていた。 中居は昨年、プライベートで女性との間にトラブルを起こし、9000万円の解決金を支払ったと19日発売の「女性セブン」で報じられた。中居の代理人弁護士は「双方の話し合いにより、解決しております」などと回答した。 25日の文春オンラインでは女性が直撃取材を受け、中居に対して「今でも許せない」などと怒りをあらわにしている。 芸能関係者は「中居さんは打たれ強いタイプではありません。週刊誌は過去に報じられた女性トラブルを改めて検証して二の矢、三の矢を準備しているそうです。それが放たれればさらに窮地に陥ります」と話す。 中居の女性トラブル情報は今秋、水面下で拡散していた。事情に詳しい関係者は10月、取材にこう証言していた。 「一連のトラブルを知る人物が周囲に打ち明け、それが業界中に拡散していきました。中居さんと共演経験のあるタレントは『その話、知っていますよ』と口にしたほど。有名フリーアナは中居さんのレギュラー番組への出演オファーを受けたけど、事務所側が『中居さんは問題を抱えているんですよね』として、やんわり断っています」 一方、女性は苦しみ、解消できない複雑な思いを抱えていた。それを伝え聞いた関係者も怒りがこみ上げ「ある女性が中居さんとトラブルに遭い、9000万円を支払われた。絶対に許せない! 彼女は非常にショックを受けている」と訴えていた。 女性に対して11月4日、中居とのトラブルについて話を聞かせてほしいと取材を申し込んだが、対応はなかった。 元国民的アイドルの女性トラブルはさらに拡大しそうな気配だ。
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堀ちえみ 数奇な運命“ドジでのろまな亀”千秋と重なるリハビリ生活 ステージ4舌がん克服後初の歌番組出演
歌手でタレントの堀ちえみ(57)がステージ4の舌がんを克服し、このたび、大みそかに放送されるテレ東系「第57回 年忘れにっぽんの歌」(後4・00)の収録に臨んだ。観衆が見守る歌番組への出演は復帰後初で、感極まり大粒の涙を流した。一時は死をも覚悟したという、かつてのトップアイドル。自身の道のりが、かつて主演を務めたTBS系ドラマ「スチュワーデス物語」での、“ドジでのろまな亀”と評されながらキャビンアテンダント(CA)に採用された千秋役と重なるという。苦労を乗り越えての成功体験を語った。 堀ちえみ(57)がステージ4の舌がんを克服し、このたび、大みそかに放送されるテレ東系「第57回 年忘れにっぽんの歌」(後4・00)の収録に臨んだ。観衆が見守る歌番組への出演は復帰後初で、感極まり大粒の涙を流した。一時は死をも覚悟したという、かつてのトップアイドル。自身の道のりが、かつて主演を務めたTBS系ドラマ「スチュワーデス物語」での、“ドジでのろまな亀”と評されながらキャビンアテンダント(CA)に採用された千秋役と重なるという。苦労を乗り越えての成功体験を語った。 【写真】アイドル時代をほうふつさせる堀ちえみ 演歌、歌謡界を代表する歌い手が集う人気歌番組に出演を果たし、観客に完全復活を印象づけた。病に伏せていた時は想像もできなかった。ペンライトを持ったファンから“ちえみコール”を受け、テレビカメラを向けられながら歌い続けた。 「もう経験できないと思っていたので、感無量です。昔の自分が蘇ったというか、私の中で一生思い出に残るシーンになると思います」 19年2月にステージ4のがんと診断され、舌の6割以上を切除した。「生きられるかどうかも大きな問題というか大きな壁であったので…」。命も危ぶまれただけに舞台に立つことは奇跡にも近い。出演者からも「おめでとう」と涙ながらに声をかけてもらった。 不安もあったが、共演した“花の82年組”で同期デビューの存在が心強かった。「(早見)優ちゃんがいてくれて、安心できた部分もありました。手術の前からずっと応援してくれて。同期はみんないい仲間」。復帰後のライブは度々見に来てくれ、LINEでも励ましをくれた間柄。勇気をもらい続けてきただけに感慨深かった。 リハビリ中の苦労の日々はかつて演じた「スチュワーデス物語」の主人公・千秋と重なる部分があるという。「私はドジでのろまな亀です」と自身を評する訓練生が、CAになるため村沢教官らに励まされ、一人前になる物語だが「数奇な運命というか不思議だなと。ああいう風に生きていくのは大変だと思っていましたが、自分とは正反対の役ではなかったと今、思います」とうなずいた。 リハビリ中の“教官”は自宅で発声練習などをしている時も「ちえみは運がいいから絶対大丈夫」と励ましの言葉をかけてきた夫で会社経営者の尼子勝紀さんであり、7人の子どもたち。「主人も子どもも、存在がすごく大きかった。最後まで頑張ったという背中を見せないといけないと思ってリハビリを続けました」と振り返る。 トップアイドル時代に幾度となく大舞台で歌ってきた経験がなせる技か、現在はしゃべる時よりも歌っている時の方が言葉がスムーズに出るという。 「テンポに乗せた方が言葉が明瞭なんです。若い時に培ったものは、どんな状況になっても思いだしてくれるんだなと思う時があります」 今年2月には、舌がん完治と診察され、現在は体調もすこぶるいいと言い切る。「来年は1枚、アルバムを出せたらいいなと。レコーディングって生で歌うよりもハードルが高いですけど、なんとかクリアできたので、はい、もっとうまく歌いたいと思っています」。さらなる向上心を持って聞いてくれる人々のためにマイクを握る。 ◇堀ちえみ(ほり・ちえみ)1967年2月15日生まれ。大阪府堺市出身。81年、第6回ホリプロタレントスカウトキャラバンで優勝し、芸能界入り。82年にシングル「潮風の少女」で歌手デビュー。83年、TBS系ドラマ「スチュワーデス物語」に主演し大ブレーク。86年にはフジテレビ系「花嫁衣裳は誰が着る」で主演した。87年に芸能界を一時引退。医師と結婚し、3児をもうけるも99年に離婚。2011年に、現在の夫・会社経営者の尼子勝紀さんと3度目の結婚。血液型B。夫の連れ子を含む7児の母として奮闘中。ホリプロタレントスカウトキャラバンで優勝し、芸能界入り。82年にシングル「潮風の少女」で歌手デビュー。83年、TBS系ドラマ「スチュワーデス物語」に主演し大ブレーク。86年にはフジテレビ系「花嫁衣裳は誰が着る」で主演した。87年に芸能界を一時引退。医師と結婚し、3児をもうけるも99年に離婚。2011年に、現在の夫・会社経営者の尼子勝紀さんと3度目の結婚。血液型B。夫の連れ子を含む7児の母として奮闘中。