TOKYO MX開局30周年を記念した特別公演「アニソンmeets CITY POP~売野雅勇×林哲司の世界~」が11月9日に東京・一ツ橋ホールで開催される。作詞家・売野雅勇氏と作曲家・林哲司氏という日本の音楽シーンを支えてきた重要人物が登場し、近年国内外で再評価が進む「CITY POP」としてのアニソンの魅力を伝える。
TOKYO MX30周年記念「アニソンmeets CITY POP」11月9日 東京・一ツ橋ホール
本公演は「アニソンとシティポップが出逢ったあの日」をテーマに開催される。売野雅勇・林哲司両名が生み出してきた楽曲群は、アニメソングでありながら「ポップス」としての魅力も併せ持ち、近年は「CITY POP」というカテゴリで国内外から高い評価を受けている。
イベントでは、これらの楽曲が生み出された背景や創作秘話に関する貴重なトークセッションが行われるほか、豪華ゲストアーティストによるライブパフォーマンスも予定されている。
日本の音楽が世界に広がった理由の一つとして、アニメの存在と、アニメのテーマソングに使われていたシティポップが20年の時を経て再注目されるようになった流れがある。その流れに大きな影響を与えたのが、売野雅勇氏と林哲司氏である。
MCはヒャダインと森口博子 森口は新曲初披露も
イベントMCを務めるのは、ヒャダインと森口博子。特に森口は今年デビュー40周年を迎え、アニバーサリーアルバム『Your Flower ~歌の花束を~』を12月3日にリリースする予定だ。
本公演では、このアルバムのリード曲となる新曲「ETERNAL DAYS ~あなたがいてよかった~」を生バンド演奏でステージ初披露することが決定した。この楽曲は、映画『機動戦士ガンダムF91』の主題歌としてヒットした「ETERNAL WIND ~ほほえみは光る風の中~」のアンサーソングとして位置づけられており、シンガーソングライターの西脇唯が書き下ろしたものである。ファンにとっては見逃せない貴重な機会となりそうだ。
井上あずみ&ゆーゆ、上坂すみれ、神楽颯梓、中西圭三…豪華ゲスト陣
豪華なライブゲストも話題だ。稲垣潤一、井上あずみ&ゆーゆ、上坂すみれ、神楽颯梓、影山ヒロノブ、中西圭三、渚こうた、Max Lux、Milky Monsterという多彩なアーティストが集結し、売野氏と林氏が手掛けた名曲の数々を披露する。
「アニソンmeets CITY POP~売野雅勇×林哲司の世界~」は1部と2部の2公演制で開催。1部は開場13:00/開演14:00、2部は開場17:00/開演18:00となっている。チケットは各プレイガイドにて販売中で、前売りは全席指定12,000円(税込)、当日は全席指定12,500円(税込)となっている。
■問い合わせ キョードー東京 0570-550-799 オペレータ受付時間(平日11:00〜18:00/土日祝10:00〜18:00)
■売野雅勇(うりの・まさお) 作詞家。1951年2月22日生まれ。栃木県出身。上智大学文学部卒。広告代理店でコピーライターとなる。1981年シャネルス(現・ラッツ&スター)の「星くずのダンス・ホール」で作詞家デビュー。1982年、中森明菜「少女A」が大ヒット。作曲家・芹澤廣明氏とのコンビでチェッカーズの一連のヒット曲を生み出すなど、数多くの作品を送り出す。
■林哲司(はやし・てつじ) 作曲家。1949年8月20日生まれ。静岡県出身。日大商学部卒。1972年チリ音楽祭をきっかけに、翌’73年シンガー・ソングライターとしてデビュー。以後、作曲活動を中心に作品を発表。ジグソーに提供した「If I Have To Go Away」が全米チャート、UKチャートでヒット。舞台を日本に移し、竹内まりや「セプテンバー」、上田正樹「悲しい色やね」、杏里「悲しみがとまらない」、杉山清貴&オメガトライブ「ふたりの夏物語」などヒット曲多数。







