
兵庫県の斎藤元彦知事が再選を果たした昨年の兵庫県知事選後に、同県西宮市のPR会社の女性社長が、斎藤陣営の広報全般を担ったと誇示するような記事をネット上に公開し、公選法違反の疑いが指摘された問題で、女性社長が12日、SNSを更新し「昨年から続いております兵庫知事選挙に関する件について、神戸地検より不起訴の判断が下されたことを確認しました」と投稿した。
斎藤知事の再選が話題を集めた時期に、突然女性社長が、自身の活躍を誇示するかのようなアピール投稿。投稿に書かれた選挙への関与が事実なら公選法違反の恐れがあるとの指摘が相次ぎ、ネットで炎上。連日テレビ番組が報じる騒ぎとなり、斎藤知事が釈明に追われた。
弁護士らが刑事告発していた。
女性社長は当該問題記事以来、1年ぶりにSNSに投稿し「不正な対価の授受はもちろんのこと、いかなる不正行為の事実も断じてございませんが、私の発信により誤解を招いてしまったことを深く反省しております」としている。