
紅白歌合戦の司会を務める有吉弘行が、K-POPグループaespaの出演に対して拒否反応を示し、炎上騒動が続いている。2025年11月20日、オンライン署名サイトでの出演取り消しを求める署名が驚異の8万5000人を突破した。この騒動の発端は、aespaの中国出身メンバーが2022年に投稿した「キノコグのような形をしたランプ」の画像で、これが日本の原爆を連想させるとして批判が集中している。
有吉は11月16日のラジオ番組でaespaの名前を読み上げる際、最後まで正式名称を口にせず、「これがちょっと読めないんですよね」と発言。この発言が広島出身の彼の立場から特に注目を集めている。SNS上では、過去の投稿が再燃し、世間の反応が敏感になっていることが指摘されている。
日本では、原爆や震災といったテーマが非常にデリケートであり、aespaの過去の行動が再び問題視される中、彼らの対応が遅れれば炎上がさらに加速する可能性がある。署名活動の急増は、国民の強い不満を示しており、NHKの判断にも影響を与えるかもしれない。
今後、aespaがどのような対応を取るかが注目される中、社会的な感情が交錯するこの騒動は、紅白歌合戦の行方にも影響を及ぼすことが予想される。日本の歴史に敏感なこの時期に、果たして彼らはどのようにこの危機を乗り越えるのか、注視が必要だ。