お笑いコンビ「爆笑問題」の太田光が、元SMAPの中居正広に関する9000万円の示談問題に言及し、波紋を呼んでいる。中居は昨年12月に女性トラブルが報じられ、その結果、巨額の解決金を支払ったとされている。この問題は、テレビ業界全体に影響を与え、中居のレギュラー番組の収録が急遽中止される事態に至った。
太田は、TBSラジオの「火曜ジャンク爆笑問題カーボーイ」において、「9000万円くらい寄付しようかと思って」と発言し、相方の田中裕二を驚かせた。さらに、フジテレビの新春特番では、「フジテレビが潰れます」と発言し、視聴者の注目を集めた。太田の発言は、単なるジョークに留まらず、業界全体のスキャンダルの取り扱い方に疑問を投げかけるものとなった。
中居のトラブルは、彼のキャリアに深刻な影響を及ぼしており、特に「金曜日のスマイルたちへ」といった人気番組が存続の危機に直面している。視聴者からは、「中居のキャリアは終わりだ」との厳しい声が上がる一方、過去の番組演出に対する批判も強まっている。
太田は、業界での発言力を持つ芸人として、この問題を取り上げることで、より多くの人々に問題の深刻さを伝えようとしている。彼の言動は、単なる笑いを超えた社会的なメッセージを含んでいるといえる。
中居正広の今後の動向や、彼自身の説明がどのようなものであるかが注目される。太田の発言が、今後の報道や業界の反応にどのような影響を与えるのか、引き続き注視していく必要がある。