元JA職員の交通和浩司氏が、農業経営コンサルタントとしてJA(農業協同組合)に対する激しい怒りを爆発させました。彼は「JAは悪の組織だ」との見解を示し、現在の農業界のデジタル化が進む中で、必要な仕組みが整っていないことに強い不満を抱いています。特に、米の価格が半年で2000円から4000円以上に高騰したことを挙げ、「流通の闇」を感じていると語りました。
JAの活動を支える農林中央金庫が兆単位の損失を出しても破綻しない現状について、交通氏は「農業の巨大な組織としての力を示している」と指摘。さらに、農家に還元されるべき資金が上層部の高収入に消えている現実を批判しました。また、農家の数が激減する中で、JAが危機感を抱いていないことに疑問を呈し、「マッチングシステムが必要だ」と提案しました。
彼は、農業界における権力者との結びつきが、JAの存続を支えている可能性があると示唆。「悪の組織」とされるJAが生き残ることに疑問を投げかけ、農業関係者が現状の米価格についてどう思っているのかを問いかけました。農業の未来が揺れる中、交通氏の言葉は、業界全体に衝撃を与えています。