「日本好き」として活動する韓国人YouTuber「国民の不安を煽る発言をした」として現地警察が捜査に着手

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 “日本好き”として、日本語で活動している韓国人YouTuber・デボちゃん(33)が、自身のチャンネルで「韓国で損傷遺体が多く発見された」と言及し、韓国の警察が捜査に乗り出したと5日、現地メディアの国民日報などが報じた。

 記事によるとこの日、ソウル警察庁が報道資料を通して「サイバー捜査隊が該当YouTuberに対して、迅速に捜査に着手するよう措置を取った」と伝えたという。

 デボちゃんは、公式YouTubeチャンネルで約97万人(サブチャンネルは約11万人)の登録者数を持つ有名YouTuberとして知られており、10月22日に「最近、ビザなしで韓国へ入国した、中国人犯罪者たちの殺人と臓器売買問題が深刻」「韓国内で、下半身しかない遺体が37体も発見された。非公開で捜査中の事件だけで、150件もある」という内容のコンテンツを公開したという。

 警察庁は、この行為を「国民の不安を煽り、社会混乱を招き、国家イメージを損なう重大な犯罪として認識」「事実関係を正確に把握した後、関連法令に基づいて措置を取る予定」と伝えたとした。

 一方のデボちゃんも、同日に「緊急映像」として新たな映像を公開。「ニュースになった事件について、私は韓国メディアがこういうこと(事件)を全て隠しているから、『こういうコメントもある』と紹介しただけ」「なのに、私が『虚偽の出来事を作って、日本人に見せていた』という形で報道されている」と主張した。続けて「私は、韓国のイメージを悪くするために悪意を持って偽のニュースを拡散したわけではない」「現在、川辺で遺体が発見される事件が多いのは事実だ」と改めて明言した。

 そして「私は、韓国関連の動画を全て削除し、警察の調査を受けるために警察へ行く」と伝えていた。