
7日未明、熊本市南区にある質店の窓ガラスが割られ、店内から金のネックレスなどが盗まれる事件が発生しました。店によりますと被害額は500万円以上とみられ、警察が窃盗事件として捜査しています。
【久保田 優果 記者】
「店の防犯カメラには道路に面したガラスを割って、二人組が店内に入る様子が映っていたということです」
現場は、熊本市南区にあるブランド品や貴金属の売買、質預かりを行う『質屋かんてい局南高江店』。7日午前3時半ごろ、「店に泥棒が侵入している」と警備会社から店長に連絡があり、店長が駆けつけると、道路に面した窓ガラスが割られていたということです。
【店長】
「ガラスがウワーッと大きくえぐられていた。うわ、やられたな…」
店によりますと、店内の真ん中に置かれていたガラスのショーケースが割られ、中に入っていた18金のネックレスやブレスレットなど十数点合わせて564万円相当がなくなっていたということです。
当時は営業時間外で店内に人はおらず、人的な被害はありませんでしたが、店内が荒らされた様子を見た店長は…。
【店長】
「貴金属類をまとめて持っていかれた」
「(金のネックレスなどは)個体の識別ができにくい商品だから換金しやすいと思ったのでは」
店は、割られた窓ガラスを修理し、7日も営業を続けています。
実はこの店、窃盗被害に遭うのは今回が初めてではありませんでした。
5年前にも高額の時計などが盗まれたということです。
【店長】
「怒りもあるけどやっぱり怖いな」
「『自首してくれ』と言いたい」
店は、警察に被害を届け出ていて、警察は、窃盗事件として捜査をしています。