天皇皇后両陛下がラッコの「イカミミジャンプ」に歓声 「ジャンプするときは後ろ足?」などの質問も 国内唯一飼育している鳥羽水族館を視察

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天皇皇后両陛下、三重県の鳥羽水族館を訪問し、国内唯一のラッコによる「イカミミジャンプ」に歓声を上げました。午後2時、近鉄鳥羽駅に到着した両陛下は、県知事や市長の温かい歓迎を受け、笑顔で手を振りながら水族館へ向かいました。この訪問は6年ぶりで、多くの人々が集まり、その姿を見守りました。

鳥羽水族館は、絶滅危惧種として指定されているラッコを唯一飼育しており、両陛下はガラス越しに、ラッコが水面からジャンプして餌のイカをキャッチする様子を見守りました。その愛らしい姿に、両陛下は拍手を送り、「ジャンプするときは後ろ足を使うのですか?」と質問を重ね、終始和やかな雰囲気が漂いました。

両陛下は明日、全国豊かな海作り大会に出席予定です。今回の訪問は、自然保護への関心を高める重要な機会となり、両陛下の温かい姿勢が多くの人々に感動を与えました。