
タレントの梅宮アンナが16日、大阪市内で行われたMBSがんキャンペーン「ちゃやまちキャンサーフォーラム 2025」に登場。夫でアートディレクターの世継恭規さんも客席で見守る中、ピンクブロンドのウィッグを着用しステージへ上がった。
昨年8月に乳がんを公表し、11月には右胸全摘手術を受けた梅宮。抗がん剤治療と放射線治療を終え、現在は定期的な通院、ホルモン剤と飲む抗がん剤の投薬治療中だが「具合が悪いとか、すごく汗をかくとか、すごい欝になるとか、そういうことがまったくない。すこぶる元気です」と、笑顔を見せた。
5月にはアートディレクターの世継恭規氏と出会ってから“10日婚”が話題に。そのことが紹介されると「10日で結婚しました」とおどけてみせ、この日も都内から世継氏の運転する車で移動。渋滞に巻き込まれて名古屋からは急きょ新幹線に乗り換えたことを明かした。
結婚に関しては「病気になるまではもうこの先の人生、お一人様でいいですって言ってきたんです。ところが病気になったときに考え方が自然と変わって、このまま一人なのかなって心細くなって」と、正直な心境を吐露。「治療で病院に行くと、ご夫婦が目に入ってくる。すごくいいなって、病院に付き添ってくれる旦那さんがいいなと思っていた」と当時の心境を明かした。
がん治療終了後、友人の紹介で世継氏と出会ったといい「意気投合ですかね。たまたま飲んでいる薬が一緒で、ちょっと盛り上がっちゃった」と、意外ななれそめを明かした。出会って10日という速さについては、「よくスピード婚が『ノリで』とか言われるんですけど、そういうことではない」とキッパリ。「あと自分たちがどれだけ生きられるのかな、という話も出てきて、じゃあ残りの人生を一緒にいられたらいいねって」と、思いを語った。