2度信号無視したバイクが軽自動車に衝突し転倒 運転手はバイクを残し逃走中 パトカー追跡直後に事故 鹿児島県薩摩川内市・国道3号

16日夜、鹿児島県薩摩川内市の国道で、信号無視をしてパトカーに追跡されていたバイクが軽自動車に衝突する事故を起こしました。

運転手は現場にバイクを残して逃げていて、警察が行方を追っています。

警察によりますと、16日午後10時ごろ、薩摩川内市御陵下町の国道3号線でバイクが信号無視をして交差点を直進しました。

パトカーが赤色灯をつけ、サイレンを鳴らして追跡を始めた直後、バイクは約200メートル先の交差点で再び信号無視をして、左から走ってきた軽自動車に衝突し、転倒しました。

軽自動車を運転していた84歳の男性にけがはありませんでした。

追いかけていたパトカーが事故現場に到着すると、運転手はバイクを残して逃走していたということです。

事故当時、バイクは制限速度の時速50キロを大幅に超えるスピードで走っていたとみられていて、警察は押収したバイクの所有者を特定するなどして、運転手の行方を追っています。

パトカーは事故前に「少年たちがバイクを乗り回している」との通報で辺りを警戒していて、信号無視したバイクを発見したということです。

薩摩川内警察署の西健祐副署長は、パトカーの追跡については「現時点では正当な職務行為と考えている」とコメントしています。