
東京・世田谷区で衝撃の事件が発覚しました。職場の同僚である加藤直容疑者(38)と倉餅博容疑者(41)が、勤務先のトラックを使って水道局の施設に侵入し、アルミニウム板を盗み取ったとして逮捕されました。彼らの犯行は、なんと1500万円もの利益を上げる大規模な窃盗団の一部であることが明らかになりました。
事件は9月に発生。二人は工具を使ってダイヤル式のチェーンを破り、施設内に侵入。長さ約3メートル、重さ12キロのアルミ板を80枚盗み出しました。その総重量は驚愕の960キログラムに達します。警察の調べによると、昨年7月以降、彼らは同様の手口で70件の窃盗を繰り返し、合計1500万円を売りさばいていたとされています。
逮捕された二人は、手に入れた金をギャンブルや酒に使っていたと自供しており、金に困っていたことも明らかになりました。警視庁は、二人の背後に他の共犯者がいる可能性も視野に入れ、捜査を進めています。
この事件は、身近な職場での信頼が崩れ去る瞬間を象徴しています。今後の捜査の進展に注目が集まる中、警察は市民に対して不審な動きに注意するよう呼びかけています。世田谷区の安全が脅かされる中、さらなる詳細が待たれます。