の（４９）が２０日、都内「柔道３兄弟と天然ママと僕～の楽しい子育て～」（徳間書店、２２日発売）の取材会を行った。
芸能生活３０周年、結婚２５周年を記念し、初めて家族の歩みや２４年間の子育て哲学と経験をつづった本書。２２日の発売が間近に迫った心境を聞かれると、「１年くらい前からこの本を書き始めて、やっと発売とことで本当にうれしいですね。歌とはまた違った感情で、本当に泣きそうなくらいうれですね」と明かした。
は自身の子育て論について、「楽しく子育て。うちは芸人っていうこともあるので、常に笑いでいくというか。怒ることはまずしたことがないですね、ツッコミみたいな感じ」と表現。「宿題してなかったら普通は『宿題しなさい！』とか怒るんでしょうけど、『お前まだしてないの！ やばいじゃん！ お前やばいよ、俺みたいになっちゃうよ』と（言う）。『絶対なりたくないわ』と言われて、常に笑いのあるコントのよう」と〝家〟の子育てを明かした。
また、自身の芸能生活３０年については「紆余曲折で大変だった」と、仕事もお金もなく借金をしていた中で、中学時代に出会った妻・智子さんと結婚し、子どもを育てる日々。それでも、２００３年にシングル「」が大ヒットし、その年のＮＨＫ紅白歌合戦にも初出場を果たした。
生活が一変した当時について、は「大きな円形脱毛症ができた。メンタルがやられていたんだなって。でも、仕事ができるのがうれしくて１日８本、睡眠時間は移動中だけとか、身の丈以上の仕事をしていた。２００３年のはすごくて…今でいう（Ｓｎｏｗ Ｍａｎの）目黒蓮君みたいなだった」と報道陣を笑わせた。
４０周年に向けた目標を聞かれると、「毎年、絵馬には『紅白歌合戦出場』と書くんです」と告白。「芸人であり、ミュージシャンだと思っている。今年いけるかなと思ったら、ＨＡＮＡ。少し前はなにわ男子で、その前はＷＡＮＩＭＡで、徐々に近づいてきている。目指して頑張りたい」と、自身の名前〝〟にからめて、夢の舞台への手応えを語った。
