クマに大外刈りで九死に一生…生還者の共通点は「姿勢を低く」防御姿勢は「余裕なかった」が重傷化防ぐ効果アリ

全国で相次ぐ未曽有のクマ被害。
環境省によりますと、2025年度初めて死者が確認されたのは6月。

そこから徐々に件数が増え、10月は被害者数88人、死者数7人に。
1カ月の被害者数としては、統計開始以降、過去最悪の数字です。

もし、日常生活の中でクマと遭遇してしまったら。
環境省などが呼びかけているのは、体を丸めて頭を守る防御姿勢です。

「イット!」は、実際にクマに襲われた人たちを取材。

取材した男性は、クマと遭遇した際に身を守る防御姿勢を知っていたといいますが、当時の緊迫した状況を「たまたま追い払えたから良かったが、(防御姿勢をとる)そんな余裕なかった。まったく」と振り返ります。

至近距離でクマに遭遇し、今にも襲われそうになった時、瞬時に防御姿勢をとることはできるのでしょうか。

クマに襲われた2人に共通していたのは、とっさの判断で一命を取り留めたある行動でした。