大分の大規模火災4日目もいまだ鎮火至らず…170棟超が燃え、漁への影響に懸念も 警察の実況見分はじまる

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大分市で発生した大規模火災が4日目を迎え、依然として鎮火の目途が立たない状況が続いています。火災は18日に発生し、既に170棟以上が焼失、1名の死亡が確認されています。現場では、警察の実況見分が始まり、避難を余儀なくされている73世帯113人が未だに避難所での生活を強いられています。

午前7時時点で、ライフラインの復旧作業が進められ、消防車両が次々と現場に入ってきています。火災の影響で、地元の漁業にも深刻な懸念が広がっています。特に、全国的に知られる佐野の石味やサバの漁業にとって、道具を作る工場が焼失したことが大きな打撃となっています。

現場からの報告によると、火の勢いは収まったものの、完全な鎮火には至っておらず、依然として煙が立ち上っています。住民の中には、再び漁に出ることに不安を感じている人も多く、地域経済への影響が懸念されています。

この火災は、地域の人々の生活に深刻な影響を与えており、今後の対策が急務です。消防隊は引き続き消火作業に全力を挙げ、警察は詳細な調査を進めています。大分市民の安全と生活の早急な復旧が求められています。