
20日のフジテレビ「トークィーンズ」には、映画監督の福田雄一がゲスト出演した。
日本を代表するコメディ監督として数々のヒット作を生み出してきた福田監督だが、キャスティングはすべて妻が決定しているという。原作ものをやるときは、役と起用する俳優の写真を妻に送って許可を取るのがルーティン。「すべての役を送る」と全幅の信頼を明かした。
妻が起用助言し、大ブレークした最大の人物がムロツヨシだと説明。福田監督は「一番はムロくんだと思うんですよ」と明かし、最初に出会った日を振り返った。福田監督の息子が子役としてムロと共演しており、付き添いで来ていた妻が「今日、素晴らしい役者さんに出会った。明日、会いに行け」とムロを発掘。当時ムロは32歳で、福田監督は「国民は誰も知らない時期ですよね」と笑った。
続けて「その時のムロくんのセリフなんか二言三言。奥さんが『監督人生を左右するかもしれない役者さんだから会わないとダメだ』って言うから」と回想し「全作品に出てもらってる」と、本当に監督人生を左右する役者となっている。
慧眼人物がなにをやっている人か気になるが「奥さんが大学生のときに結婚しているので。社会人経験がないです」とまさかの一般人。まだブレーク前の吉沢亮を「銀魂」に起用する際にも妻の助言が大きかったといい「いろいろなことで言った通りにしてありがたく成功しているんですよ」「違ったじゃんが1回もないんですよ」と明かして、スタジオのメンバーを騒然とさせた。