松山で飲酒発覚恐れ140キロ走行し重傷ひき逃げ「身勝手極まりない」拘禁1年8カ月判決【愛媛】

愛媛県松山市で今年8月、飲酒運転の発覚を恐れてパトカーに追跡されていた際にミニバイクをはねて逃走し相手に大ケガをさせた罪で、松山地裁は21日、車を運転していた男に拘禁刑1年8カ月の実刑判決を言い渡しました。

ひき逃げなどの罪で判決を受けたのは、松山市北久米町に住む無職・奥定美滉被告(25)です。

判決などによりますと、奥定被告は今年8月5日午前2時すぎ、同僚らと酒を飲んだ後に普通車を運転し、松山市立花の道路を時速約140キロで走行。追跡してきたパトカーに気を取られて前を走っていたミニバイクに追突し、バイクの男性(67)に全治6カ月の大ケガをさせたまま逃走しました。

高場理恵裁判官は「飲酒の発覚を恐れたことによる犯行で身勝手極まりない。今年5月にも酒気帯び運転で摘発されていて、交通ルールを守る意識は全く見て取れない」などとし、拘禁刑1年8カ月の実刑判決を言い渡しました。

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