中山忍 瞳潤ませ「最初で最後」だった中山美穂さんとの思い出を回想「泣いちゃうんで…ごめんなさい」

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 女優の中山忍(52)が22日、都内で行われた映画「ガメラ 大怪獣空中決戦」(95年公開)の4K HDRドルビーシネマによる復活上映記念舞台あいさつに金子修介監督と登壇した。

 オーディションに合格し、同作で鳥類学者・長峰真弓を演じた中山は、イメージ一新の役柄で当時の映画賞を席巻。助演女優賞を受賞した第38回ブルーリボン賞では「Love Letter」で主演女優賞に輝いた姉の中山美穂さんと史上初の姉妹同時受賞を果たした。

 当時を振り返り「結果的に姉妹が公の舞台で揃って立つのは、あの時が最初で最後でした」と回想。続けて「晴れがましい舞台に一緒に立てたこと、助演女優賞をいただける映画に出会えたこと、監督に出会えたこと、改めてここで皆様に御礼を申し上げたいと思います」と感謝し、少し声を震わせ「泣いちゃうんで…ごめんなさい」と目を潤ませた。

 最後のあいさつでは、ファンの声を代弁。SNSに届いた声として「いい加減にしてください。いつまでこの状態でいるんですか。新しい令和ガメラを作ってください」と訴え、客席のファンとともに「令和ガメラみた~い!」とこぶしを突き上げた。たじたじの金子監督は「頑張ります。ガメラの魅力は諦めないことだから。諦めない!」と満点の返答で会場を沸かせた。