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【ロッテ】「子どもたちに野球の楽しさを教えたい」小川、早坂、本前、武内がパラ支援プロジェクトで野田特別支援学校を訪問

の活動の一つである「パラ支援プロジェクト」の一環として、本前郁也投手、早坂響投手、武内涼太投手、小川龍成内野手が千葉県野田市の千葉県立野田特別支援学校を訪問し、生徒119名を対象に野球体験型授業を実施した。


「パラ支援プロジェクト」は千葉県内の特別支援学校へ訪問または球場への招待を実施し、千葉ロッテマリーンズが提供する「野球」や「ダンス」に特化したコンテンツで児童、生徒に体を動かす楽しみや喜びを味わってもらうことを目的としている。

また、今回の「パラ支援プロジェクト」にはパートナーとして、医療・介護用ベッド、医療福祉機器の製造・販売を運営するパラマウントベッド株式会社とともに、2023年4月から2025年までの3年間で県内37校の特別支援学校と取り組みを実施予定だ。

「MARINES LINKS」はマリーンズの選手が中心となって行う社会貢献活動を球団がパートナー企業とともにサポートする社会貢献プロジェクトであり、「MARINES LINKS」というネーミングにはマリーンズの選手を中心にファン、地域住民、行政機関、パートナー企業などの千葉ロッテマリーンズに関係する人々全員を「LINK(リンク、繋げるという意味)」させたいという思いが込められている。

<早坂響投手コメント>
「今日は楽しんでもらえるか不安だったけど、子どもたちが楽しそうに授業を受けてくれたのでよかったです。自分が子どものころに野球教室などでプロ野球選手が来てくれた経験があったので、こういう活動を機にファンになってくれたらうれしいと思います。また機会があれば参加したいです」

社会貢献プロジェクトMARINES LINKS「パラ支援プロジェクト」野球体験型授業12月実施レポート - 千葉ロッテマリーンズ

<小川龍成内野手コメント>
「元気な子どもたちが多く、すごく楽しそうに野球をやっていたので、僕たちも楽しかったです。これから積極的に、MARINES LINKSでの活動や野球教室を通して子どもたちに野球の楽しさを教えていきたいと思います」

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2024年12月19日、読売新聞グループ本社代表取締役主筆の渡邉恒雄氏が98歳で死去した。理想の“死のかたち”を14名に語ってもらった『 私の大往生 』(文春新書)から、渡邉恒雄さんのインタビューを公開する(肩書き・年齢などは、いずれも当時のもの)。 主筆室でポックリ死んでいて、秘書に発見される ――93歳(2019年)にして読売新聞グループの代表取締役、そして主筆を務める渡邉恒雄氏。  政治記者として名を馳せ、巨人軍オーナーとなった1990年代以降は世間でも「ナベツネ」としてその存在を知られ、しばしば「独裁者」と称された。しかし今回(2012年)、自らの「死」を語る表情、口調は、そんなイメージからは程遠い、実に穏やかなものだった。 渡邉 理想の死に方、これは達者でポックリ、意識しないうちに死ぬというのが良いに決まってる。この部屋(主筆室)で死んでいて、秘書が発見する。これなんか、いいんじゃないか。  だけど現実的には、なかなかそうはいかない。病死だろうね。  僕が非常に尊敬している、戦後二代前の社長の務台光雄さん。この人の臨終に立ち会ったんだが、病室に駆けつけたのは僕が最初だった。  その時は既に脳死状態で、心臓だけを機械で動かしている状況だったんです。  それで3人の遺族が到着して、機械のボタン押したら、スッと心臓が止まった。  この時、非常に人間の尊厳が冒されてると思ったね。僕は機械的延命っていうのは絶対にお断りだな。  20年くらい前に、Mさんという有名な医師がいて、この人の母親が死んだ時、僕に手紙をくれた。母親が非常に苦しんでいるのを見かねて、ポララミン(アレルギー薬)を静脈注射したら、苦痛なしに直ちに逝けた、つまり人工的に死に至らしめたと。  考えようによっちゃ非道徳的なのかも知れないが、苦しみながら延命させるっていうのは善じゃないと思うね。  だから僕も命を縮めてもいいから、注射を打って苦しまず安らかに、眠るように死なせてもらいたい。 まさに死ぬという時に聞きたい曲 ――もう1つ望みがあるんだ、と渡邉氏は席を立ち、ある箱を持ってきてくれた。その中には「渡邉恒雄葬送曲目集」と書かれた5つのテープが入っていた。 渡邉 音楽を聞きながら死にたいんだ。まさに死ぬ時に聞きたい曲が2通りある。  1つはチャイコフスキーの交響曲「悲愴」。  19歳の時、軍隊に徴兵されて、明日から入営という前の晩に、旧制高校の後輩が10人くらい僕の家に来た。お袋がかき集めてきた「武運長久」というお守りを11枚、みんなの前で火鉢にくべたんだ。こんなバカなものと、お袋には内緒でね。  それを焼いた後、俺の葬送行進曲を聞け、と聞かせたのがこの「悲愴」だった。当時のレコードはSP盤で、手巻きの蓄音機。しかも金属の針がないから、竹を削って尖らせた竹針で聴いた。死に向かう自分にふさわしいと思えるんだな。  もう1つは、(今回の)インタビューの前に考えた。「悲愴」というのは本当に陰々滅々とした、悲劇的な曲。だから、モーツァルトの「ディヴェルティメント第十七番」。これは明るく楽しいから聞きながら死ねば、気が楽だろう。死ぬ直前にどちらをかけるか決めたいね(笑)。  音楽葬テープには、葬式で流してほしい曲が入っている。グリーグのペール・ギュント組曲の「オーゼの死」とか、シベリウスの「悲しいワルツ」とか。そしたら後になって当時の専務が、「渡邉さん、一周忌用作ってきました」とテープ2つ持ってきたんだ(笑)。これがまた、僕のあまり好きじゃないバッハとか、古い曲が多い。「余計なもの作ってきたな」と思ったんだが、しょうがないから一緒にしてあるよ。 ――渡邉氏は東大入学後の1945年に徴兵された。この時、初めて死を意識したという。 渡邉 僕は8歳の時に親父を亡くした。ある日、家に帰ったら親父が入院していて、1週間後に生まれて初めてタクシーに乗って、病院に行った。「おお、恒雄来たか」とだけ、言ってくれたが、それで意識を失って死んでしまった。でも、当時はまだ死というものがよくわからなくてね。何かまだ、どこかに親父がいるような気がしていた。  だから初めて死を感じたのは戦争。あれは全く、死を感じたね。誰だってそうだ、負けるに決まってるんだから。

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