「103万円の壁」めぐり…自民・公明が「物価上昇率で決定案」提示 

日本政府は、税金と社会保障給付に影響を与える基準である「103万円の壁」について議論している。 自民党と公明党の連立与党は、インフレ率を踏まえた政策決定案を提示した。 この提案は、生活費の高騰により国民が直面している財政難に対処することを目的としている。 国民民主党は、基準額を178万円に引き上げることを主張している。 議論は、経済的圧力を管理しながら低所得者を効果的に支援する方法を中心に展開されている。 この議論は、日本の家計に対するインフレの影響についての継続的な懸念を反映している。 政策立案者は財政責任と社会福祉の強化の間でバランスを取るようプレッシャーを受けている。

元衆院議員の秋本真利被告側、政治資金報告書未提出 選管に説明なし 受託収賄罪で公判中

洋上風力発電事業を巡る汚職事件で受託収賄などの罪に問われている元衆院議員、秋本真利被告(49)の自民党支部が、2023年分の政治資金収支報告書を千葉県選挙管理委員会に提出していなかったことが6日、県選管への取材で分かった。政治資金規正法は、1年間の政治団体の収支などを記載した収支報告書の提出を義務付けている。県選管によると、未提出の理由などについて説明はないという。 収支報告書を提出していないのは、秋本被告が代表を務める「自民党千葉県衆議院第50支部」。国会議員関係政治団体に該当し、今年5月末までに提出しなければならなかったが、今月6日時点でも提出されていないという。第50支部は23年11月、「自民党千葉県第9選挙区支部」から名称を変更した。 起訴状などによると、秋本被告は国会質問の見返りに計約7千万円を受け取ったとされる。また持続化給付金200万円をだまし取ったとしている。

「おばあちゃんになるまで演じたい」中山美穂さんが急逝 叶わなかった“将来の夢

12月6日、女優で歌手の中山美穂さん(54)が、東京都内の自宅で死亡しているのが見つかった。 【写真あり】最後となったインスタ投稿 各メディアによると、中山さんは自宅の浴槽で倒れているところを関係者により発見され、正午過ぎに搬送先の病院で死亡が確認されたという。 中山さんはこの日の夕方、大阪でクリスマスコンサートを開催する予定だった。遺書や事件性を疑わせる外傷については確認されておらず、病死の可能性があるとみて、警視庁などが亡くなった詳しい経緯を調べているという。 ‘85年にTBS系連続ドラマ『毎度おさわがせします』で俳優デビューした中山さん。同年に『C』で歌手デビュー。”花の85年組”として、瞬く間にアイドルとしてのスターダムに駆け上がった。さらに、90年代には映画『Love Letter』(岩井俊二監督)やドラマ『眠れる森』(フジテレビ系)などでの演技で女優として評価を確固たるものに。 また、主演ドラマの主題歌『世界中の誰よりきっと』や、『ただ泣きたくなるの』がともにミリオンヒットとなった。 私生活では、’02年に辻仁成氏と結婚し、翌年にパリ移住。結婚・出産に際し、一時芸能活動を休止していたが、’10年の主演映画「サヨナライツカ」で女優復帰を果たした。 アイドル時代から「年を重ねることは楽しいことだ」と思っていたという美穂さん。’18年、主演を務めた日韓合作映画『蝶の眠り』に際した「FRaU」のインタビューでは、年を重ねることが芝居の肥やしになると語り、自らの”憧れ”をこう語っていた。 《80歳ぐらいのおばあちゃんって、陽だまりの中で座っているだけでも、何かが見えちゃうじゃないですか。 そういう豊かさが欲しいなと思います》 さらに、同年公開の映画『ママレード・ボーイ』では、主人公の高校生たちの親を演じていた中山さん。スポーツ報知らの取材で、親世代の役柄で出るのはどんな気持ちか? と問われると、《他の仕事は今からは絶対に出来ないと思ったし、やらせていただいているものだから、これからはお返ししたいなという気持ちがあって、おばあちゃんになるまで演じられたらなって思ってます》と、おばあちゃんになっても女優を続けたいと明かしていた。 “末永く女優を続けたい”という夢を抱いていた中山さんだが、”おばあちゃんになる”確固たる自信もあったようだ。’20年、50歳を迎えた際に行った本誌のインタビューでは、今後の人生についてこのように語っていた。 「私、人からいつも『絶対、誰よりも長生きする』って言われるんです。困ったものなんだけど。だから、この先もたくさん時間があるわけで、50歳になるからって、考えても仕方ないなあと思って(笑)」 デビューからこれまで、各年代で印象的な演技を残してきた中山さん。間違いなく素敵なものになるはずだった“おばあちゃん”の演技を見られなくなってしまった。その喪失はあまりにも大きい。