松本人志が約1年10ヶ月の沈黙を破り、11月1日にダウンタウンプラスで電撃復帰を果たした。しかし、地上波テレビ局はこの重要なニュースに沈黙を貫いている。松本は2024年1月8日から女性問題を巡る裁判に専念するため、全ての芸能活動を休止していたが、復帰の瞬間は大きな拍手で迎えられ、彼自身も「日本のお笑いがしんどい」と語り、復活の決意を示した。
にもかかわらず、地上波では松本の復帰を報じる局が驚くほど少なく、視聴者の期待と関心が高まる中、メディアはこの話題を避ける姿勢を見せている。特に、サンデージャポンやあっこにお任せなど、エンタメニュースに強い番組でさえも松本の復帰に触れないという異常事態が続いている。業界内では、スポンサーからの圧力やSNSでの反響を恐れるあまり、松本の名前を扱うことに神経を使っているとの声が上がっている。
さらに、フジテレビでは松本に関連する内容を急遽差し替えるなど、敏感な対応が見られ、制作会社関係者は地上波がコンプライアンスに縛られ、スポンサーの意向を優先している現状を明かしている。松本の復帰は多くのファンにとって待望の瞬間である一方で、メディアの反応は複雑で、今後の展開に注目が集まる。松本の影響力と地上波の反応の間に横たわる緊張感は、今後のエンタメ界にどう影響を及ぼすのか、目が離せない。
