那覇から台湾に向かう予定だったクルーズ船が故障し出航予定日から3日経った9日も船は港にとどまったままです。
クルーズ船「ベリッシマ」は、今月6日夜に那覇を出港し、石垣島を経由して台湾に向かう予定でしたが、船が故障しその日の出港を中止しました。 出港予定日から3日経った9日も出港できない状態が続います。 クルーズ船のツアー代理店などによりますと、当初乗客は4000人ほどいましたが、ツアーは中止。乗客たちを下船させていますが、一部乗客は下船手続きなどに時間がかかっていて今も船にとどまったままです。 那覇港管理組合によると、9日に船会社から「当分の間、港を使用させてほしい」と連絡があったということで、出港の目処はたっていません。 那覇港へは今後も他のクルーズ船の寄港が予定されていることから、故障原因の究明と修理が長引けばほかの船の寄港予定を変更するなど影響が懸念されます。